思い出してもらえれば勝ったも同然
こんにちは。
金土日と濃いめの日々を過ごして、空いている時間が日曜のこの時間になってしまいました。
今日は日々の人間関係でも恋愛でも仕事にも使える話をしようと思います。
(1000文字は無料で読めます)
純粋想起が起こると
自分のサービスについて考えていくと”純粋想起になれば最強説”
ってのが浮かんできます。
純粋想起とは、
銘柄や広告の認知度調査を行う時などに、ヒントを与えずに、自由回答形式で回答してもらう方法でのことで、
簡単にいうと「〇〇といえば〇〇」がなりたつ状態です。
『ECモールといえばAmazon』
『トイレといれば、TOTO』
『最後までチョコたっぷりといえば、トッポ』
みたいな感じです。
この”といえば”の前のワードの市場が大きければ、
その仕事が溢れている状態を言えます。
ECモール市場がめちゃくちゃデカいので、そこで純粋想起を取れているAmazonがかなり強いということです。
逆に"最後までチョコたっぷり"市場は少ないので、トッポ自体が他と比べて強いということにはなりません。
これが"お菓子"といえば、トッポになったら強いですよね。
日本のサービスでかなり強いのはゼクシィとかじゃないでしょうか。
結婚雑誌よりゼクシィの方がピンと来るじゃないですか。
つまりジャンルより前に来ちゃってる状態です。
こうなってしまえば、
他社の入り込み余地がかなり狭くなります。
結婚雑誌というワードを使うことは少なくてゼクシィというワードの方が馴染みが出ているので、他社がそこに勝つには、相当な広告費で戦わなければいけないのですが、リクルートよりそこにお金をかけられる企業はほぼないでしょう。
さすが、リクルートグループ。
あとは、Googleなんかもそうですね。
『検索する』より『ググる』の方が伝わりやすくなってきています。
動詞になるのも、汎用性が上がって純粋想起になりやすそうですね。
ビジネス的に捉えると、世の中の人の純粋想起で自分のサービスの名前が出てくるところを目指していきたいところです。
『マジシャンの会社といえばNAE(弊社)』になればかなり強いと思います。
日本中のマジシャンへの仕事が会社を通じて入ってくるかもしれないので。
誰かにとっての純粋想起になる
この純粋想起の話しを、
個人レベルで考えてみましょう。
例えば、僕の周りでは、
「マジシャンといえばみのり」が完成していて、
その人たちは、純粋想起で僕のことを思い浮かぶので、
他のマジシャンのことなんて知ろうともしません。
マジシャンに仕事を依頼しようと思ったら、
まず僕に話しがきます。
この数が増えれば、シンプルに僕のマジシャンとしての仕事は増えていきますね。
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