新人の心構えと、いい先輩になるために
こんにちは。みのりです。
4月一発目の記事になりますので、
これから社会に出ていく人と
2年目を超えて少しずつ立場が変わってきた人に向けです。
最近、ひょんなことから前職の人と話す機会があって、
僕の新卒時代を振り返ったり、そして僕が辞めた後の今の状況を聞いたりして
思うことがありました。
そんなこんなで、今日の記事は新人には希望を与え、新人以外には少し刺しにいく記事になるかと思います。
それでは行きましょう。
今の感情をいつでも思い出せるようにしておけ。
僕がいつでも何をする時にも、気をつけていることがあります。
それは初心者の時に感情を必ず心に留めておくことです。
僕らは基本的にはあらゆる場所に順応していきます。
いわゆる慣れってやつです。
最初は苦しかったのが、慣れて普通になっていく。
最初は楽しかったのが、慣れて普通になっていく。
僕らは緊張したり、ドキドキするのには労力をかけているので、
慣れがないと毎日パニックで精神がもたないので、
慣れるということは人が安全に健全に生きるために必要なことです。
ただ、裏を返すと
慣れると徐々に感情が動かなくなっていくという怖さもあるんです。
そうして、慣れる前の記憶が薄れていって、
後輩への対応がわからなくなるのです。
僕らは2年目以降、過去の自分と同じ立場の人と出会うことになるでしょう。
新人の時の感情は、必ず役に立ちます。
僕がマジックを始めたのは、小学5年生なので、20歳前後でマジックを始める子の気持ちは根本理解することが出来ません。
それで時々、教育者としての弱さを感じるのです。
ただ、会社における新卒みたいな立場は、みんな似たような経験をしています。
新卒にとっての心理的安全性がそこにはありません。
ここでいう先輩は間違ったことを言っているわけではありませんが、
新人の時の感情を忘れているか、そもそも新卒からグイグイいけるタイプだったかです。
後者の場合は、自分の価値観を広げる必要がありそうですが、
前者の場合は、すぐにでも強みに転換できます。
新卒の時に、不安だった気持ちや、やってやるぞ!という意気込んだ気持ちは、
後輩指導の時に、共感生を持てる要素になります。
新卒はもう大人です。
まだ目の前のことしか見えなくて、先輩になった時の図を考えなくてもいいですが、今新鮮な目で見えている感情は大切にした方がいいです。
最初に会社に入って感じたギャップは、その企業の採用改善につながるかもしれないし、その企業の根本的な課題だったりするかもしれません。
良くも悪くも慣れる前に、
あなたが感じた感情をいつでも引き出せるようにしておきましょう。
僕らはいつまでも新人である。
その上で、先輩になった後の話をします。
先輩に対する態度を後輩に対する態度がハッキリ違う人がいます。
それがいい悪いと言う話ではないですが、
後輩としてはいいやつだけど、先輩としては嫌なやつという存在がいることも事実です。
おそらく、僕は後輩としてはあまりいいやつではないけど、
先輩としてはいいやつだった気がします。
(自分でもいい新卒だった気がしていない)
僕らは、部活動などを通じて、後輩と先輩という立場を経験してきているけど、
会社だと少し違うのは、特定の好きなやつを可愛がっていられないという点でしょうか。
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