生態心理学的アプローチ
初めまして^_^ 回復期病棟で勤務しています『Yuki 』といいます.
現在は8年目になり,色々な勉強会に行ってきました.その中で自分は生態心理学的なアプローチが1番良いなと思いました.なので,最初は生態心理について紹介したいと思います.
学習理論はスポーツ分野など主に動ける人、言われたらすぐ変化を起こせる人を対象としてきた.
しかし,患者さんは思い通りに身体が動かなかったり,リハ室を出て病棟生活では歩容が大きく変わらない事などを経験する方も多いと思います.
そこには知覚して動くという要素が必要となります.
国としてもFIMを上げて早く住み慣れた地域へ返そうとしています.
しかし,動作の質などは重視されていないのが現実です.
我々PTは早くFIMを上げるのも大事だか,今後2次障害が出ず効率よく動ける動作を目指す必要があると考えられます.
表在筋が固く,深層筋が働きにくいと支持基底面の変化など知覚できず努力的に動作を行なってしまい歩行も効率の悪い歩容となってしまいます.
支持基底面の変化を普段から無意識に知覚できれば深層筋が働き良い循環が生まれます.
また,平衡反応なども変化に応じて無意識に立ち直りが起きたりする身体となります.
知覚が高まり支持面の変化をより知覚する事が無意識にでき、そして自分で動くことでより深層筋の賦活を図ることができると考えられます.
知覚がされず背筋が固いままでは寝返りも打てず支持基底面の変化も分からず動くことに恐怖心が強くなり,ひどいと寝たきりにもなりうる可能性があります.
体性感覚情報だけではなく視覚や平衡感覚など統合する事も自己を定位する上で重要です.
次回はもう少し詳しく書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
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