マネージャーとし1番大切なこと
《目次》
1.成果を上げるマネージャーの条件
2.すべての行動は部下を第一優先にする
3.部下の人生目標を一緒に探す
4.一対一で何をどう話せば、部下が変わるのか?
5.何気ないしぐさに気を配る
6.すぐれた人を採用する絶対法則
7.人を育てるときに大切なこと
8.落ちこぼれチームはこう再建する
9.自分を磨き続ける
個人的には2・3章が非常に刺激を受けました。
まずは指導方法について、リハビリの業界では以下の発言をする人もいるかと思います(時にはそう言った発言も必要な事もあるので否定しているわけではありません)
『俺についてこい!まずは俺の真似をしろ!この治療をすると良いからまずはこれを1週間やってみろ!また1週間後報告よろしく!』
今の時代はこう言った発言をする人はあまりいませんが、これを毎日言われたら嫌になりますよね……
先輩にフォローに入ってもらって『臥位で体幹を鍛えて、ここの反応がでたら座位から起立、歩行に持って行ったら反応が良かったよ。やっぱりこの人の鍵は体幹だね!』
後輩『分かりました!やってみます』
一見良い風に感じますが、この後輩が自分の問題点と先輩に言われたことを解釈出来る人であれば良いと思います。1,2年目など問題点がまとまっていないのに上記のように言われてしまうと自分で問題点を考える機会を失ってしまいます。
そうすると患者が変わった時に自分では考えられず、結局フォローが必要となります。
なぜその体幹という所に至ったのか?
どういった評価をしたか?
後輩は何を評価して現状の問題点を挙げているか?
後輩の話を聞き、それに対してアドバイスし後輩が自分で考え答えを導けるようにしていくのが良いのではないかと思います。
八木さんは
チームのメンバーから応援れる存在になる。成功の鍵はチームのメンバーが握っている。ぐいぐい引っ張っていく強いマネージャーになる必要はない。いかに部下に育って欲しいかを考えそのためには何ができるかを常に意識している。だから周りのメンバーが自ら成長する。
プルデンシャルの社長坂口陽史さん
一方的に部下を信頼すること。どんどん任せていき一度任せたら疑わない。
と述べています、
後輩を信じて任せる事がまずは重要です。
そして1人1人が成長できるようなアドバイスを常に意識し実践していく必要があります。
とても勉強になるので良かったら手に取って頂けたらと思います。
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