【90日後に教室生徒を4名→30名にします!Day7】
地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。
昨年度に続き、今年度もお隣久留米市にある広川町から一番近い大学、久留米工業大学の学生のみんなが「地域連携Ⅱ」という授業の一環でirodori Study Labに関わってくれることとなりました。
久留米工業大学には「地域連携Ⅰ」と「地域連携Ⅱ」の二つの授業があるようですが、「地域連携I」は、これから地域と関わっていきたいと思っている大学生や社会人向けに、課題解決に必要な論理的思考力やデータ解析、アイデア発想法などを講義やワークを通して学び、最後の成果発表会では、講座で身につけたスキルを活用して課題を解決する方法を、大学生と社会人がグループワークを通してアウトプットをするというプログラムのようです。
「地域連携Ⅱ」は、実際に地域でプロジェクトを行なっている企業や団体のプロジェクトに大学生が参加し、「地域連携Ⅰ」で身につけたスキルを活かして、久留米を中心とした周辺地域のプロジェクトに参画できる、より実践的なプログラムとなっています。
先日、大学まで事業概要の説明に行ったのですが、数名の想いのある学生がirodoriの活動に興味を持ってくれました。学生たちとはこれからお話をするのですが、すでに「将来教師を目指している」「勉強しているプログラミングを自分のスキルアップためにも子どもたちに教えてみたい」など、去年もそうでしたが、すでに課外活動も積極的に行っている学生が、なぜかirodoriに興味を持ってくれます。
大学生との関わり方として、今年度はイベント企画、広報活動やコンテンツ作成など、業務全般に関わってもらうことに加え、子どもたちが実際に大学まで足を運び、学生がものづくりをしている様子を見学したり、学内で一緒になって手を動かす機会もつくっていきたいと考えています。
広川町には高校も大学もないため(医療系の専門学校が一校)、こうして子どもたちが大学生と関われる機会があるのは本当に嬉しいことです。また、子どもたちとの関わりだけでなく、大人と子どももごちゃ混ぜになった、対話をベースとした学びの機会づくりも、大学生とともに、町内にたくさん増やしていけたらと思っています。
去年関わってくれた学生からも2名、単位関係なく自主的に今年も関わり続けたいと申し出てくれたので、去年の経験を生かしつつ今年は引っ張っていってもらいたいと思っています。irodoriきっかけに、学生同士の中でも学び合いの機会をつくることができているのは、irodoriが目指している姿なのでとても嬉しく感じます。
他にも、活動当初はとっても話すことが苦手だと言っていた学生がirodoriでの活動を通して社会人の前でも臆することなく話せるようになったことや、初めてプログラムを実装させる経験を積むことができたりと、積極的に活用してくれた学生はどんどん成長していきました。
そうした大学生の姿からたくさん学び、結局は自分からどんどん手を上げて実践していくのみやなと。
大学生との新たなつながりや出会いが楽しみに今年度も連携していきます!