vol.13 4月29日・やまあいを耕す
2013年の秋にはじまったやまのあいだファーム、去年になってやっと土のなかにコガネムシの幼虫が住めるだけの隙間ができてきました。
5年──。はじめの数年間は、虫が見向きもしないほどのガチガチの粘土質の土で、乾いているときは灰色の岩と勘違いされるほどでした。
関西の圃場(ほじょう・農産物を育てる場所のこと)には粘土質のところが多いようです。やまあいがあるのも京都の亀岡盆地の田園地帯。米づくりには良い環境ですが、野菜を育てようとするなら、もっと水はけや通気性のよい土に変えていかな