ローソク温泉(岐阜県)〜日本一のラジウム含有量〜
旅の手帳を紐解くと、ローソク温泉を訪れたのは2016年5月のことでした。
一風変わった名前のローソク温泉の最寄駅は、名古屋から電車で約1時間の「恵那駅」になります。
恵那は、中山道大井宿や岩村城跡の城下町など、古くからの町並みが残っています。
人気スポットは、四季折々の景観が楽しめる「恵那峡」です。遊覧船乗り場には、特産の「鮎の一夜干し」を中心にした土産物屋が並び、どこか懐かしい昭和の香りが漂っています。
▲景勝地として人気の恵那峡
▲渓谷美を楽しむなら遊覧船もおすすめ
ローソク温泉には、恵那駅から車で向かいます(約20分)。名前の由来は、昭和後半までこの辺りに電気が通ってなく、夜はローソクの灯を使用していたから、という単純なものですが、正式名称は「湯ノ島ラジウム鉱泉保養所」です。
湯の特徴は、「日本一を謳うラジウム含有量」です。ラジウム温泉には、ラドンというガスが含まれていますが、このラドンから発せられる放射線に、様々な治癒効果があると言われています。
実際に湯に浸かると、背中から首のあたりが少しピリピリします。また、湯温が高く、少しの時間でもすぐに体が温まり、汗が止まらなくなります。
▲地元の方が次々と入ってきて、まるで家族風呂のよう
▲飲泉はあまりおいしくないとのこと
以上、ローソク温泉を紹介しました。