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旅とChatGPT

2023年12月にインドに出かけました。

羽田空港でポケットWi-Fiをレンタルし持参しました(電波状況は決して良いとは言えませんでしたが)。空港や街でのちょっとした場面での会話はChatGPTが便利でした。

空港や宿などでは英語を話せる人が多く、そのようなときにChatGPTの英訳に助けられました。というのも、ChatGPTの英訳は、簡単な単語で会話文を作ってくれる印象で、私でも知っている単語でなんとかなりました。

たとえば、帰りの飛行機の予約の際に席の指定をし忘れていて、気づいたときには満席で、離れた席しかとれませんでした。
空港のカウンターで、「横並びにできませんか」とお願いしたい。
でも、英語でどう言えば伝わるか分からず、ChatGPTに打ち込んでみました。

「満席でしょうか?もし可能なら、横並びの席に変えたいです」
すると即座に、
"Is it full?If possible, I'd like to change to seats side-by-side."

横並びはside-by-sideって言えばいいんだ!

空港カウンターでちゃんと通じました。その時はグランドスタッフから残念そうに「full(満席です)」と言われたのですが、搭乗したら、機内でスタッフが待っていてくれて「調整できたので移動できますよ」と。とてもありがたかったです。(ANAです。ありがとうございます。)
同行者の体調が少し悪くなってきていたので、離れた席に座るのが心配で。すごく助かりました。(その後、CAさんに相談し、羽田空港で検疫に。デング熱などを心配しましたが、結果的には大丈夫でした。)

私が訪れた街バラナシは、だいたい一家に一台スマホがあるのだそう。(固定電話ではなく、スマホです。) ゲストハウスの宿泊代金のカード払いも、スマホにカードリーダーを接続するクレジット端末機で対応してくれました。ゲストハウスのWi-Fiの電波にばらつきがあり、スマホを外に持って出てみたりと苦労していましたが。

この時も、ChatGPTに助けられました。
最終日だったので余っていた現金を使って、足りない分をクレジットカードで支払いたく、「残りの分をカードで支払いたいです」とChatGPTに入れたら、
"I would like to pay the remaining amount with a card."
と教えてくれました。
無事、支払えました。

人、人、人、プラス、牛や犬、オートリキシャで道はぎゅうぎゅうですし、クラクションがあちらこちらで鳴り響き、とてもにぎやかなので、通りでスマホを利用し会話している人はあまり見かけませんでした。


しかし、サールナート考古博物館に行った時は、入場がスマホ決済(だった気がします)。スマホが当たり前の世界で驚きました。

iPhoneやiPadは旅行中、一度も見かけませんでした。現時点では高すぎて普及していないと聞きました。中国、インドのメーカーのスマホが主流とのことです。

不思議だったのは、電話に出るときはたいてい「Hello!」で、その後、ヒンドゥー語などに変わります・・・多言語国家だからでしょうか。


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