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露天風呂からの絶景が忘れられない温泉7選

温泉に浸かりながら眺める山、川、海、滝、などなど・・。露天風呂からの眺めは、温泉における大きな魅力の一つです。

僕がこれまでに入った温泉の中にも、たくさんの素敵な露天風呂がありました。今でも忘れられない、絶景が魅力の露天風呂を7つ挙げてみます!



南三陸ホテル観洋(宮城県)

南三陸町にある大型の温泉ホテル「南三陸ホテル観洋」。名物である露天風呂からは海が見えるを通り越して、海の上に突き出たような位置に浴槽があります。

太平洋に面しており、温泉に浸かりながら昇る朝日を眺めることができます。館内には日の出の時間がお知らせされており、まだ暗い早朝の時間帯でも、日の出を見るため大勢のお客さんが集まっていました。

前に行ったのは2016年の12月に一人旅で行きました。その頃は被災した後の仮設商店街でしたが、いまは新しくなっています。また行きたいな!


ほったらかし温泉(山梨県)

山梨市の山の方にある温泉で、眼下に絶景を見下ろす広い露天風呂が名物です。富士山が正面に見える「こっちの湯」と、夜景を見下ろすことができる「あっちの湯」があります。

僕は東京に住んでいた頃に一度だけ行ったことがあり、その時は「あっちの湯」に入りました。泉質はアルカリ性単純温泉で成分はうすめなので、のぼせることも無く、いつまでもリラックスして入っていられる。時間が経つにつれて夕暮れから夜に近づき、段々遠くの街に光が灯って夜景になっていく時間の流れを、温泉の中で感じることができます。

居心地がよすぎて待ち合わせした約束の時間を完全にオーバーしてしまい、一緒に行っていた女性陣がすごい怒ってました。


別府温泉  杉乃井ホテル『棚湯』(大分県)

別府にある代表的な8つの温泉地「別府八湯」の中の観海寺(かんかいじ)温泉に位置するリゾートホテル「杉乃井ホテル」。そちらにあって日帰り入浴もできる大展望露天風呂『棚湯』からの景色は、まさに最高でした。

山と海に囲まれた別府の街の素晴らしさを一望できる素晴らしいロケーション。露天風呂から、別府湾のきれいな海と別府の市街地が一望できます。段々になっている広大な「棚湯」がこれまたよくて、あちこち居場所を変えながらいつまでも飽きることなく景色を眺めていられます。

僕は東京時代に一人旅で一回、青森へUターンする直前に一回、そして今年は妻と一緒に、と全部で3回行っています。別府の一番の魅力はもちろん湯治をはじめ温泉本来の良さに出会えることだと思いますが、僕はこの露天からの眺める、別府の街並みもまた好きなポイントです。


黄金崎不老ふ死温泉(青森県)

青森在住で露天風呂の話をするなら、この温泉に触れないわけにはいきませんね。日本海に面した絶景の露天風呂、青森県内でも最も有名な温泉の一つです。

日本海に面した露天風呂は波打ち際のぎりぎりにあり、空と海の鮮烈なブルーを全身に感じながら温泉に浸かることができます。もはや海の中にいるといった方が正確です。そして日本海に沈んでいく夕陽がを最後まで眺めながら入浴できる最高の瞬間。露天の日帰り入浴は16時までなので、夕陽の露天風呂は宿泊者の特権です。

看板と僕です。後ろに写っているのが露天風呂(混浴・女性の二つに分かれている)。


もちろん絶景が有名な温泉ですが、塩分をはじめとした成分量のかなり濃い温泉でもあります。絶景に気を取られてのぼせないよう、水分をたくさん摂取しながら、青森の雄大な自然を感じてほしいです!


万座高原ホテル(群馬県)

嬬恋村にある万座温泉の中のホテルです。こちらの「石庭露天風呂」からの眺めも素晴らしかった。石を貴重とした庭園のような広い敷地の中に8つの浴槽があります。色々な形や特徴の浴槽を渡り歩きながら、雄大な高原の中の温泉を堪能することができました。

HPによると、露天風呂だけで4つの源泉があり、異なる特徴のお湯を浴槽ごとに振り分けているそうです。多分泉質も違うんだと思いますが、当時はまだ温泉ソムリエでもなかったこともあり、そこまで細かく見ていませんでした。

ここも一度しか行ったことがないので、是非再訪したい温泉です。なお2024-2025冬シーズンですが、スキー場のリフトの電線が盗難の被害にあい、スキー場と併せてホテルの営業も縮小されるそうです。許しがたいですが、営業状況の詳細はHPをご覧ください。


袋田温泉 思い出浪漫館(茨城県)

最後は茨城県大子町にある温泉ホテル「思い出浪漫館」。観光名所でもある「袋田の滝」が近くにあります。「袋田の滝」は日光の「華厳の滝」、和歌山の「那智の滝」と並んで、『日本三名瀑めいばく』に数えられているそうです。

滝の近くだけあって、傍を流れる清流をすぐ近くに感じる「渓流露天風呂」がまた良かった思い出。10年前に一度泊まったきりで、実は細かいところは覚えていないのですが、川の流れを聞きながら、すごく深く落ち着くことができて、ひたすらぼーっと入っていたような気がします。

あとは食事も美味しかった。なぜか分からないけど、ここの朝食で出てきたヨーグルトとブルーベリーソースがすごく気に入って、3杯くらい食べたように記憶しています。是非あのヨーグルトが変わっていないでいてほしい。


福島県会津東山温泉「庄助の宿 瀧の湯」(福島県)

「会津の奥座敷」と呼ばれる東山温泉。その中でも「東山温泉発祥の湯」として営業している温泉旅館がこちらの「瀧の湯」です。

宿の名前の通り、旅館のすぐそばにある名所「伏見ヶ滝」をすぐそばに見ながら、風情と高級感のあふれる浴槽で入浴することができます。露天風呂からの絶景ってたくさんありますが、中でも渓流や滝って時間の流れを忘れていつまでも見ていられます。

大浴場や温泉はもちろん、館内のあらゆる設備がすごくハイクラスなお宿です。もちろん高級なのですが、僕が東京から青森にUターンするとき、記念にということで友人たちと一度だけ宿泊しました。お土産でもらった小さな赤べこ、今でもテレビの横に飾っています。


以上、個人的に思い出深い露天風呂7選でした。これからの季節、雪見の露天風呂もまた楽しみですね!ぜひ冬の温泉も満喫してください!

12月の毎日noteチャレンジ9日目です!読んでいただきありがとうございます♨


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鎌田よしふみ|青森の温泉ソムリエ♨
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