ワーケーション市場の広まりと今後の動向②
こんにちは!
温泉でのワーケーションを広めるべく活動している、ONSEN WORK事務局です♨
このnoteでは、温泉地でのワーケーションを広めるべく日々奮闘しているBIGLOBEのONSEN WORKチームが、ワーケーションや温泉のあれこれ、また今の時代における働き方などについて考察し、発信をしていきます。
前回記事では世の中におけるワーケーションへの関心度合いについて、BIGLOBEが実施した調査をもとに読み解いていきました。
今回はワーケーション市場の広まりと今後の動向②と題し、気になるこれからの市場動向について、矢野研究所の調査データ(※)をもとに考えていきます。
1.ワーケーション関連の国家予算
まずはワーケーションは関連の国家予算を見ていきましょう。
「ワーケーション」という言葉を用いる前から、国や地方自治体は、都市部から地 方へと人の流れを生み出すポテンシャルをもつワーケーションを推進する事業を行ってきました。2020 年のコロナ禍を追い風に、政府は「ワーケーション」の普及に注力すると公の場 で言及しており、これまでの関係人口創出の取組みや、WAJ からの政府への提言も後押しをしてきたのです。こうして令和 2 年度補正予算で「ワーケーション」と紐づく国家予算が割り 当てられています。
2020年度におけるワーケーション関連の国家予算は、398億1千万円(前年度比136.7%) の見込みとされており、内閣府が主導する予算が入ったことでワーケーションに関連する国家予算は増加傾向 にあります。
世の中の盛り上がりとともに、官民一体となり加速していくワーケーション市場から益々目が離せなくなりそうですね。
2.ワーケーション市場全体の予測
ワーケーションには、企業が主体となる「日本型ワーケーション」の他に、個人が主体となる「欧米型ワーケーション」の二つがあります。この二種類の市場と1でご紹介した国家予算なども含めると、その規模は上のグラフのようになると予測されています。
国・地方自治体による精力的な推進と民間の取り組みの加速により、企業理解も進み、多くの人が働く場所の自由 を享受できるようになれば、2025 年度まで年 150~200%ほどで拡大し、100 万人がワーケー ションをライフスタイルとして導入すると予測されています。
コロナ禍が完全に収束し海外への渡 航も不自由なく行える状況になったのちは、国内需要が海外に流れたとしても、代わりにインバウンドによるワーケーション需要も出てくることも想定されます。これらを踏まえ、2025 年度のワーケーション 市場の市場規模は、3,622 億と予測されているようです。
3.今後ますます目が離せなくなるワーケーション市場
いかがでしたでしょうか。二回にわたりお届けしたワーケーション市場の動向データを通し、今後の市場の成長についてご理解をいただけたのではないかと思います。
我々BIGLOBEでは、そんな注目が集まるワーケーションを温泉地で実施してもらおうと、ONSEN WORKを通して日々活動をしています。
日常から離れたところで温泉の効果効能を感じながらのワーケーションは、疲れやストレスの解消をしてくれることはもちろんのこと、作業効率の向上や社員の満足度アップなどにもつながる取り組みであると考えています。
本記事を通して、我々が手掛けるONSEN WORKに少しでもご関心をいただけました企業ご担当者様がいらっしゃいましたら、以下メールアドレス宛に是非ご連絡をいただけますと幸いです。
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【お問い合わせ先 】
BIGLOBE ONSEN WORK事務局
onsenwork@bcs.biglobe.ne.jp
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ワーケーションを前向きにとらえ、積極的に推進していくことで、皆さんと一緒に日本の明るい未来が作っていくことを目指し、引き続き発信を行っていきますので、応援の程どうぞよろしくお願いします・・!
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(※)注目されるワーケーション市場の実態と展望 ~地方創生を促進するニューノーマルな働き方~(調査期間 2020 年 10 月~2021 年 2 月)
(株式会社矢野経済研究所 事業創造コンサルティンググループ)
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