え?いつまで学生時代と同じ勉強法やってんの?脳の仕組み変わったんですけど
もつにこみさんの「書もつ」というマガジンに掲載されていました。
勉強法の本です。
勉強法の本は10代後半から20代の時、よく読んでいました。しかし、最近はあまり読んでいません。
勉強法の本ばかり読んでいて、肝心の勉強を全然やっていないと気がついたからです(笑)
もつにこみさんのマガジンをみて、ちょっと読んでみたいと思いました。
もっというと、#書もつ読みました のハッシュタグをつけたいという下心もありました笑
比較的最近知りましたが、ちょこちょこ読ませていただいています。
もつにこみさんの記事です。それはもう分かりやすく紹介が書いてあります。
大人の脳に合わせた勉強法をという感じです。
最初この本の名前は、この記事のタイトルの「え?いつまで学生時代と同じ勉強法やってんの?脳の仕組み変わったんですけど」だと思っていたのですが、実は、こっちは本の名前ではなくて、本のタイトルは「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」です。
※Amazonアソシエイトに加入しています。
表紙にはタイトルよりデカい文字でめちゃくちゃ煽る煽り文句が書いてあります(笑)
おじさんおばさんになると脳の仕組みが変わってくるとのことです。
昔のテスト勉強みたいに蛍光ペンできれいに色分けして線を引いたりとか、まとめノートを作ったりとか、単語カードに暗記したいのを書き込んでみたりとか、そういうのはおじさんになったらもう通用しないよ、なんていっても脳の仕組みが変わっちゃってるからね、という内容です。
自己啓発本とかポイント列挙系の本は、50個とか100個とか、割と多くの数の項目があって次々にポイントが提供されていきます。本書もこの系統の本です。
こういう系の本は、以前は結構よく読んでいました。割とすぐに頭に入ってくるので、読んだだけでなんとなく理解できたような気になります。
でも、実際は、書いてある内容を実行をしないと意味がなかったりする。
あるとき、そういう系の本を読んでばっかりで、全然勉強をしていないなということに気づいてから、そういう系の本をあまり読まなくなりました。
で、今回、この本を読んでみました。
私的には、久しぶりに「勉強本」を読んでみて、なんかこういう本の読み方自体が昔と変わったような気がしました。
今回の読書感想文を書くにあたっての「問い」を立ててみます。
今回の「問い」は、「年齢を重ねると脳に合わせて勉強法はどう変わるのか?」という「問い」にしてみようかなと思います。
本書では、エピソード記憶とかエビングハウスの忘却曲線とかがでてきます。これらのことは割と他の本にも書いてあって、そう珍しくないかと思います。
では、本書で面白かったところは何だったのか。
本書で個人的に抜群に面白かったのは、8つの脳番地の「擬人化」だと思っています。
8つの脳番地とは、「思考系脳番地」「理解系脳番地」「記憶系脳番地」「感情系脳番地」「伝達系脳番地」「運動系脳番地」「視覚系脳番地」「聴覚系脳番地」を言います。
それぞれ以下のような内容です。
「思考系脳番地」…思考、意欲、想像力を司る
「理解系脳番地」…情報を理解する、わからないことを推測して理解する
「記憶系脳番地」…ものを覚えたり、思い出したりするときに働く
「感情系脳番地」…喜怒哀楽を感じ表現する
「伝達系脳番地」…コミュニケーションを通じ意思疎通を行う
「運動系脳番地」…手足口など体を動かすこと全般にかかわる
「視覚系脳番地」…目で見た映像や画像、読んだ文章を脳に集積させる
「聴覚系脳番地」…耳で聞いた言葉や音を脳に集積させる
これを、理解して記憶するのはなかなか大変です。あるいは記憶ができたとしても、それ自体にどのような意味があるのかわかりにくい。
しかし、本書は、これらの脳番地を「株式会社ブレイン」の愉快な仲間たちとして紹介しています。
ここから先は、あまり読む価値がありません。
本書の挿絵に対して、lionが勝手な妄想を膨らませているだけです。
「思考系脳番地」は、ゴットファーザー的な見た目のワンマン社長です。葉巻とか吸ってそうです。見た目は怖そうですが、部下から慕われている感じがします。何か抗争が起こっても威圧感だけでその場を収められそうな感じです。コントローラーとして場を支配するボスみたいな感じです。
「理解系脳番地」は、ゴットファーザーを補佐する、頭脳派のno.2です(脳なのに頭脳派(笑))。Ⅹーmenのサイクロプスみたいなサングラスをしてます。
丸暗記と違うのは、わからないことを推論することではないかと思います。
ゴッドファーザーとサイクロプスは仲良しです。
「記憶系脳番地」は、見た目はマッチョで細サングラスをしていて、戸愚呂弟みたいです。肩の上に赤ちゃんみたいな海馬くんが乗っています。上に載っているのは、戸愚呂兄ではなく、コエンマみたいな感じのかわいい赤ちゃんです。海馬くんは、わがままですが、戸愚呂弟がどれを長期記憶にいれるか選別しています。
「感情系脳番地」は、感情をすぐ表に出しますが、見た目はJUJUみたいな感じです。本書には女王様って書いてありました。
戸愚呂弟とコエンマのところに遊びにきては、感情の赴くままに話をして、帰っていきます。戸愚呂弟は、記憶の倉庫にある格納する情報を選別して、長期記憶に入れていきます。
「伝達系脳番地」は、テレビのレポーターみたいな格好をしています。たぶん、浜辺美波とか広瀬すずとかがTVレポーターみたいな格好をしているとイメージするとテンションが上がると思います。スーツでマイクとかメモ帳とか持ちながら元気に走り回っている感じです。
「運動系脳番地」は、体を動かすことで活性化します。ガタイが良くて、シャツをジャージの中に入れている体育の先生みたいな感じです。筋肉体操をしているお兄さん、なかやまきんに君みたいな感じですかね。身体を動かすと脳が活性化します。
「視覚系脳番地」は目がクリクリしてて、視覚情報を取り入れるのに優れています。見た目はアラレちゃんみたいな感じです。あれ確かロボットでしたからね、視認能力は高いでしょうね。視覚から得た情報を脳に集積させます。
「聴覚系脳番地」は、サルみたいな見た目です。見ざる、言わざる、聞かざるのサルのやつ🙉みたいな感じでしょうか。おさるのジョージみたいなかわいい感じです。聴覚から得た情報を脳に集積させます。
ポイントは、記憶系の「戸愚呂弟は単独ではなかなか動かない」ということ
ゴッドファーザーとサイクロプスと戸愚呂弟が三本柱です。三者がきちんと働くことが大人の脳をうまく稼働させるポイントということです。
戸愚呂弟が動けば動くたび脳の皺が増えるみたいです。あの100%中の100%のやばい状態みたいな感じですね。
戸愚呂弟が長期記憶を管理しているので、如何に他のキャラたちが戸愚呂弟を働かして、長期記憶の管理庫に入れさせるかが大人の暗記のポイントって感じです。
そのためにアラレちゃんとおさるのジョージがいろいろな情報を集めてきます。ただ持ってくるだけでは長期記憶に入れてくれないので、お気に入りになってもらえるように情報を伝達の仕方を工夫する必要があるそうです。戸愚呂が長期記憶に入れるのを選別しているのがコエンマです。
ということで、長々と意味の分からないことを書いてしまいました。
ほんとうは写真をつけようかなと思ったのですが、著作権的にあれかなと思って控えました。
何が言いたいかというとたくさんポイントが羅列してあるお役たち系の本も、大人になるともはやキャラが渋滞した本に見えてくるということです。年を取るとこんなにも脳の構造が変わり、読み方が変わってくるのかぁという感じです。
でも、頭の中にはゴッドファーザーとサイクロプスと戸愚呂弟がいると思えれば何でもできそうな気がしてくるから不思議なものです(めちゃくちゃ強そうですからね)。
久しぶりに書いたら今までで一番ひどい迷走してしまった気がします。しかし、ひととおり吐き出してすっきりしました。またぼちぼちいろんな本の感想を書いていこうと思います。
そんなわけで、気分を改めて、頭の中の戸愚呂弟を鍛えながら、「今日一日を最高の一日に」