【オンラアデザイン会議①】未来を描く前に、今を見渡そう。地図に地域の資源をマッピングしてみた
「オンラアデザイン会議」って?
オンラア未来会議が東庄町 旧石出小学校(現TO KNOW)を拠点にして、半年が経ちました。
様々なテストを繰り返し、この場所に不足しているもの、必要なもの、この先の未来などが何となく見えてきました。
やりたいこと、やれること、やったほうがいいことは沢山ある。
でも、それってどう進めていく?
オンラア未来会議らしさはどう出していく?
というところは、まだまだ悩みのなか…。
そこで、「オンラアデザイン会議」というものを始めてみることにしました。
オンラア未来会議ではこれまで、運営について話し合う会議は毎週日曜日に(1度も休まず!)行ってきましたが、その会議にデザインの有識者が入り、いまとこれからの活動に向けて必要なプロセスをデザイン視点で考えていくことに決め、先日「オンラアデザイン会議」第1回を行いました!
今回はその様子を皆さんにもお届けしようと思います。(これからもお届けしていきます🕊)
オンラア未来会議の描く未来
まずは、自分たちが何をしようとしているのかをもっと明確にした方がいいということになりました。どんな未来を描いていて、団体としてどうやって継続していこうとしているのか…。
今は特に何かで稼いでいるわけではなく、メンバーの自費によって運営されています。でもそれって傍から見ると「あの人達は何で稼いでいる人達なのだろう…何がしたいんだろう……」という疑問に繋がってしまうという見方を頂きました。
それに長くプロジェクトを続けていくためにはちゃんと稼いでいる方法をみんなにわかってもらった方がいいということです。
……うん、納得。
稼がないつもりもなかったのですが、その辺りはまだまだ緩く考えていました。でも今後いろいろな人に助けてもらったり、伝えるためには必要なことなのです。
そのあたりもひとつの視点として持ちながら、未来を描いていく必要がある、ということは大発見!
ヒントは、TO KNOWからの屋上の景色に
次に、課題やイメージをマッピングしてみるのはどうか?という提案がありました。未来を描く前に、まずは現状をみんなで把握するためです。
マッピングといえばイメージマップやイメージツリー、マトリックスなどいろいろあるのですが、何がいいだろう…?という話の中、
「学校の屋上から見える風景にこのプロジェクトの全てがあると思う」
という意見が。
おお!確かに!ならば実際の地図にリソースを書き込んでいきましょう!!
というわけで、実際の地図にマッピングしてみることにしました。
大きい地図をプリントアウト!見渡そう、書き込もう
実際の地図に書き込もう!と決まりましたが、そうなると大きい地図が必要。そこで、今回もTO KNOWに入居している「ネキエスプロダクト」さんに助けて頂きました✨
地図は地理院地図のもの。素敵な地図が出来ました。いいでしょ。
地域のリソース、改めて考えると難しい…けど面白い
オンラア未来会議の運営メンバーが集まり、地域のリソースを地図に書き込む日を設けました。
周りにあるカメラたちは単純に記録と、記録している風景を有識者とつないで、やり取りを感じていただけるようにライブ配信をしていました。
コーヒーを飲みながらのんびりとやります。
まずはTO KNOWの位置からです。
えーっとこのあたり。
その後はまず既存の価値がある場所を書き込んでいきます。
結構出てこない。
すぐ出てくると思ったのに。
ひたすら書いていきます。
ここで書いたレイヤーでいうと。
□ 既存の価値ある施設 駅・学校・役場など
□ おすすめ食事処
□ 道の駅
□ おすすめの風景
を書き込みました。
本当は、
□ 甘酸っぱい思い出の場所
□ これから可能性の出てきそうな場所
□ 空き家・空き部屋・空き店舗
などを入れられればよかったのですが、タイムオーバー。
また来週ですね。
大人が集まって、思い出を語りながら自分の好きな場所の話をするって面白かったなぁ。
引き続きまずはみんなの価値だと思っていることをマッピングして行きたいと思います。
ちゃんと家庭との両立もこの活動ではしていますので心配しないでくださいね。
興味わいて来ました?
編集 柳堀
写真 榎本
やりたいことは多々あれど、追いついておりません…!サポートしていただけましたら、オンラア未来会議の活動に活用いたします。もしよろしければ、よろしくお願い致します。