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18歳未満が会社を作る理由
「小学生が便利グッズを発明して、会社の社長になった!」というニュースを、最近よく見かけます。
未成年が起業して会社を作るのは、このパターンしかないと思ってませんか?
海外では、夏休みの自由研究に、友だちと起業してお金儲けをする!なんてこともあるらしいです。
しかし日本ではまだまだ少数派。
意外と知られていない会社を設立する理由を3つ解説します。
①自主的に会社を作るパターン
・何かアイデアがある。
・自分で会社経営をしてみたい。
・世の中をよくしたい。
・社会貢献したい。
・性格的に会社勤めは無理そうだから。
・なるべく早く社会に出たい。
・不登校・引きこもりだから。
起業のきっかけは、ポジティブじゃないと成功しない訳ではないです。
ネガティブな理由でも、会社を大きくしている経営者はたくさんいます。
②相続税対策
日本の相続税は、世界一高いと言って過言ではないです。
親や曽祖父母が亡くなった時、財産の半分が税金で持っていかれます。
10億円の資産があれば、半分の5億円。
ほとんどのお金持ちは、相続税の対策のために子ども名義の会社を作ります。
例えば、本やマンガは買ってすぐに中古品買取のお店に持っていっても、半分以下の金額でしか売れません。
同じ仕組みでマンションの建物を10億円で買うと、数年後には5億円の価値。
さらに会社を通して相続すると、税率は50%から20%になります。
本来の相続税は10億円×50%=5億円
のはずが、
5億円×20%=1億円
と、相続税が大幅に下がります。
ついでに自分が死んだ後も、毎月の家賃収入が子どもに入ります。
毎月何もしなくてもチャリンチャリンお金が入って、勉強する気もなくなって、そして……と思いたい気持ちもわかりますが、頭良かったり、ルックスも良かったり、運動できたり、いいヤツだったり……
世の中不公平にできてます。
③実質は親が会社経営をするパターン
形式的に子ども名義の会社だけど、実質的に親がアイデアを考えたり、お客さんと話したりするパターン。
子どもをテレビや新聞など前面に出して、客寄せパンダのようにする場合と、表には子どもを一切出さず、本当に親が全部やる場合とがあります。
初めは実際に子どもが経営する①のパターンだったり、「親子で仲良くやろうね!」って言ってたのに、子どもの方が飽きたり受験で忙しくなって、結局は親が1人でやらざるを得ない状況になることもあります。
会社のスタート時には、最低1円の価値しかありませんが、大きくなると価値も上がっていきます。
会社も財産のうちの1つなので、相続税の対象になります。
おわかりかと思いますが、初めから子ども名義なので、②の相続税対策の役割もあります。
おわりに
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