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【ソニーα】「カスタムグリッドライン」機能のグリッドライン画像を作成・登録する方法(グリッドライン画像のダウンロード付き)
みなさんこんにちは。onotchです。
前回の記事ではαの一部の機種で対応している「カスタムグリッドライン」機能を使えるようにする方法を解説しました。
今回はカスタムグリッドライン機能で使うグリッドライン画像を自分で作成してカメラに登録するまでの手順を解説していきます。
最後には私が作成したグリッドライン画像(有料)も掲載しますので、よかったらダウンロードして使ってみてください。
グリッドライン画像の条件
グリッドラインとして使う画像は、画像編集ソフト(Photoshopなど)を使って自分で作成する必要がありますが、公式サイトでは以下のような条件が書かれています。
1. 任意のグラフィックデザインツールを使い、以下の条件に従ってグリッドラインを作成
- ファイル形式:PNGファイル
- ファイルサイズ:256KB以下
- 解像度:640×480ピクセル以下
- ファイルシステム:exFAT / ラインカラーモード:RGBA RGBA3
カラーモードは必ず「RGBA」にする
条件の注意点として、まずカラーモードは必ず「RGBA」にする必要があります。
画像の色的にグレースケールでよい場合であっても、グレースケールモードの画像はカメラに登録することができません。
![](https://assets.st-note.com/img/1734259331-lDM0dUQzPy7FgsH2RTx98EV6.png?width=1200)
画像の解像度
画像の解像度は公式サイトには「640x480ピクセル以下」と書かれていますが、この表現がちょっとした罠になっています。
「640x480ピクセル」はアスペクト比に変換すると「4:3」で、これはαの基本的な写真のアスペクト比である「3:2」と異なります。そのため、640x480ピクセルの画像を登録すると、撮影画面には完全にフィットせず左右に隙間が空いた状態で表示されてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734364128-2GWzF6bODtrNwLuIgRQ0qKd8.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734364183-n1AltKHYCa8eLT4cOFG9IhPN.png?width=1200)
おすすめの画像解像度(個人的見解)
ではどういう解像度にすればいいかというと、私がいろいろと検証した結果、以下の解像度が良いと考えています。
静止画モード用:640x426ピクセル(640ピクセルを長辺としたアスペクト比3:2の解像度)
動画モード用:640x360ピクセル(640ピクセルを長辺としたアスペクト比16:9の解像度)
※これはあくまでも個人的な見解であり、ソニー公式の推奨解像度(後述)とは異なる点にご注意ください。
おすすめの画像解像度(ソニー公式)
一方で公式的にはどういう解像度がおすすめなのかというと、以下のヘルプガイドに説明があります。
これによると、以下が公式のおすすめの解像度になります。
静止画モード用:630x420ピクセル
動画モード用:640x360ピクセル
静止画モード用の解像度が私のおすすめと違いますが、私が試したところ「630x420ピクセル」で作成されたグリッドライン画像は撮影画面でドットバイドットで表示されず、一部の画素が綺麗に表示されませんでした。
なぜ静止画モードの方だけ少し小さい解像度がおすすめなのか謎ですが、もし理由がわかったらこの記事に追記しようと思います。
(すでに知ってるという人がいたら教えてください)
その他の注意点
その他には、以下の点に注意して作成することをおすすめします。
線の太さは2ピクセル以上にする(公式には「5ピクセル以上」となっていますが、不透明度が低すぎなければ2ピクセルでも十分識別できると思います)
撮影画面を極力邪魔しないよう、線は半透過にする(不透明度50〜70%あたりが良さそう)
グリッドライン画像をカメラに登録する
作成したグリッドライン画像をカメラに登録する方法は、こちらも公式サイトに手順が載っていますので、その通りに進めればOKです。
(メモリーカードの種類によって保存する場所が違うのでそこだけ注意です)
2. SDカードかCFexpress Type Aカードに以下のように新規フォルダを作成し、グリッドラインファイルを保存
- SDカードの場合 : /private/sony/pro/gridline
- CFexpressカードの場合 : /sony/pro/gridline
3. カメラのいずれかのカードスロットにメモリーカードを挿入
4. MENU →[撮影]→[撮影画面表示]→[グリッドラインの種類]を選択
5. 「カスタム1」~「カスタム4」までスクロールし、「登録」を選択
6. 挿入したカードスロットを選択し、任意のグリッドラインを選択
7. [OK]を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1734446598-KBmU0jLkCtlyd5Yw6arhvAJF.png?width=1200)
メモリーカードをフォーマットするときは注意
ちなみに、メモリーカードをフォーマットするとその中に入っているグリッドライン画像のファイルは全部消えてしまいますので、PCなどにバックアップしておくことをおすすめします。
(「カスタム1」~「カスタム4」に登録しているグリッドラインは残ります)
グリッドライン画像データのダウンロード(有料)
最後に、私が作成したグリッドライン画像を掲載しますのでよかったらダウンロードして使ってみてください。
画像データはサンプル画像の最後に掲載しています。
静止画モード用(640x426ピクセル)
黄金分割(フレーム+センターマーカー付き)
![](https://assets.st-note.com/img/1734448915-v81mVCS7UjcOhQlMFHADqYLP.png?width=1200)
黄金螺旋(4方向、フレーム付き)
![](https://assets.st-note.com/img/1734450099-nlfzNpPQ1H4xWwrgeAha7tu6.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734450418-PBthLW2IVpHcCrjGxzEJa6oA.png?width=1200)
5:4アスペクトマーカー(Instagram用)+3分割(フレーム+センターマーカー付き)
![](https://assets.st-note.com/img/1734450930-o9ucgq8fFzX6UWQV54ryOiAY.png?width=1200)
5:4アスペクトマーカー(Instagram用)+黄金分割(フレーム+センターマーカー付き)
![](https://assets.st-note.com/img/1734451362-iwlTmyPSRu0tsOpZCJEUMABQ.png?width=1200)
動画モード用(640x360ピクセル)
3分割(フレーム+センターマーカー付き)
![](https://assets.st-note.com/img/1734536536-4up9lC5zsWEBivM8cmS2GhUa.png?width=1200)
黄金分割(フレーム+センターマーカー付き)
![](https://assets.st-note.com/img/1734536718-usS382O7bPgJUHe5LIkclMEC.png?width=1200)
画像データ
グリッドライン画像は以下からダウンロードできます。
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