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のっさん焼きそば店

2023年4月30日、五反田の『やなわらバー』を間借りして『のっさん焼きそば店』をオープンした。一日限り、完全予約制の焼きそば店。出来ますものは富士宮焼きそば1種のみ。40名様以上に焼きそばを食べて戴いた。大変に疲れたけれど、とても良い経験をさせてもらった。このイベントに携わってくださった全ての皆さんに心から感謝したいと思う。ありがとうございました。

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『やなわらバー』のマスターは現在リハビリ療養中。リハビリをしながら新たな焼きそばの構想中であるとのこと。楽しみにしています。

焼きそば試作バージョン

こちらの厨房をお借りするのは初めてなので、まずは試作。ガス台の火力が強くてさすが飲食店だと感心すること頻り。ただ焼きそばを作るのに火力はそんなに必要ないので、いかに弱火に出来るかに腐心した。

焼きそば試作バージョン

4月中旬のライブでも、焼きそばを作る機会があった。そちらもしっかり丁寧に作ったけれど、メインはライブであったから出来映えにはご容赦願ったが、今回は焼きそばメイン。その時の反省点も踏まえ、準備をして、でもあまり気合いを入れすぎないように、焼きそばを作った。

焼きそば試作バージョンを食らう

今回も富士宮のマルモ製麺工業におんぶにだっこ。麺、ソース、肉かす(焼きそばの友)、だし粉に至るまでマルモで統一した。色々な組み合わせを試して来たけれど、やはりこのセットが抜群に自分好みなのであった。後はキャベツと豚肉を用意すればよろしい。そして紅生姜。カンペキにウマウマウー。お客様が同意してくれるかどうか。ドキドキしながら(本当に緊張した)13時30分開店。次々にお客様が来てくださった。本当に嬉しかった。

焼きそば最終バージョン

おかげさまで大好評を戴いた。心からありがたいと思う。そして最後にその日の経験を全て反映させた最終バージョンを自分のために作った。

焼きそば最終バージョン

岩下の新生姜スライスも添えて。だし粉をたっぷりとかけて。イタダキマス。

焼きそば最終バージョンを食らう

ウマウマウー。自画自賛ではあるがウマイと思う。労働の後のせいなのかとても甘さを感じた。普段はあまり意識しなかった甘さ。何かとても懐かしい気持ちにもなった。

焼きそば最終バージョンを食らう

ウマウマウー。4時間以上の調理。こんなに疲れたのはいつ以来だろうか。身体中の筋肉がパンパンに張った。改めて飲食に携わる皆さんの凄さに敬服する次第。疲れるけどきっとまた焼きそばを作ると思う。そして皆さんがお帰りになるときに心置きなく「ありがとうございました」と云えるのが本当にシアワセであります。ありがとうございました。何度でも云いたい。感謝の気持ちを伝えることの清々しさ。音楽とはまたひと味違うのです。ライブ後の「ありがとうございました」と、焼きそばの「ありがとうございました」の違い。それもいつかじっくり考えよう。

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お店を閉めてホッと一息。でも明日はレコーディング。忙しいのは良いことなのだけれどちょっとクラクラする。でもがんばる。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。疲れたけど楽しかった。また作る。きっと。

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小野瀬雅生
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