葱なるとおかか丼
久しぶりにnoteを書く。暫く書けずにいてすみません。ブログの方は相変わらず毎日ウマウマウーとやっていたけれど、noteは1ヶ月程お休みした。僕の頭の中で、音楽に使う部分と文章を書く部分はほぼ同じ箇所なので(自分でそう思っているだけかも)クレイジーケンバンドの火星ツアーに出る前は頭の中が本当に音楽だらけになっていて文章を書く余裕がなかった。レコーディングの時よりも頭の中が音楽で満ち満ちていたかも知れない。2024年9月28日の福生市民会館、火星ツアーの初日、毎年ツアー初日は福生で迎えるのだが、今年はまた格別なスタートを切ることが出来たと思う。サムピックを3つ割って壊してしまう程に気合いが入っていた(ただ力み過ぎだったようにも思うが)。サムピックなんてそうそう割れるものではないから、自分でも驚いてしまった。ここから年末までライブの日々が続くが、またぼちぼち文章の方にも時間をかけようかと思う。
葱を切ったら切り過ぎて余ってしまった。おかかと混ぜてご飯に載せて食べようとしたら、なるともちょっと余っていた。そうしたらそのなるとも切って混ぜてしまえば良かろうと考えて、葱となるととおかかに醤油を入れて混ぜて、それをご飯に載せてみた。葱なるとおかか丼の完成である。このネーミングについて少し。丼は最後に来るとして、葱となるととおかかをどの順番でどのように表記するか少し迷った。オール平仮名で「ねぎなるとおかか丼」だとパッと見で意味が通じにくいように思った。カタカナ交じりで「ネギなるとおかか丼」「ネギナルトおかか丼」とも考えたが、おかかがどうしてもカタカナにそぐわずに平仮名で残ってしまう。ネギを漢字にして、なるとをカタカナにして「葱ナルトおかか丼」と云うのもどうもバランスが悪い。両端を漢字で挟んだ「葱なるとおかか丼」が一番良いように思えたのだが如何であろうか。ようやくこれだけどうでも良いことをずらずらと書ける余裕が出来た。先日北海道に6日間ほど滞在していて頭が冷えたからであろうか。気温が11℃とか12℃くらいは天国のようであると実感した寒冷地仕様の僕である。
なるとのピンク色があるだけでとても嬉しい気持ちになるのは相変わらずである。そのピンク色部分にトマト色素を使っているなるともあるが、申し訳ないがそれだと気持ちが高揚しない。なるとは昔ながらのピンク色のを買うのである。
それでは食べてみることにする。美味しくない要素はないと思うのだが、食べてみるまではちょっと不安でもある。
ウマウマウー。葱となるととおかかと醤油とご飯だけですもの。美味しくないわけがない。ただ、飛び上がって喜ぶ程には至らなかった。極めてフツーの味である。なるとは味覚的に大きな役割を担っていないので、葱とおかかと醤油がご飯に対してどうであるかと云うことになる。元々は葱を切り過ぎて余ったのをどうにかしようとしてスタートした企画であるが、おかかと醤油の親和性があまりにも強いので、葱の存在がちょっと据わりが悪いように思えた。
葱を切ってからちょっと時間が経ってしまったので、少し葱の風味も落ちているのかも知れない。いやきっとそうではない。葱とご飯の間にワンクッションあるべきなのだ。いつか時間のある時にそのクッションに相応しい食材は何であるかを試してみようかと思う。お正月かな。忘れていなかったらお正月にでもやってみよう。ああでも来年は新年早々5日からライブがある。うかうかしていると時間がアッと云う間に過ぎてしまうので、年内にでも時間を見つけてクッション研究をしようと思う。他にやることが色々とあるだろうと思われましょうが、でもやるんだよ。
ウマウマウー。混ぜないのか、そんな声も聞こえたような気がする。混ぜません。混ぜて均一化するのを尊ばないからである。味の濃いところ薄いところ、醤油の沁みたところ白米のままのところ、その不均一なところを愛でるのである。均一にするなら炊き込みご飯にすればよろしい。世の中の均等とか不均等とかそう云ったことに立ち入ると深みにハマり込みそうなので、それはまたいずれ時間がもっともっとある時に考えてみたいと思う。突如として作ってみた葱なるとおかか丼、まあまあ美味しかった。これを作って食べたことで、文章を書くことの糸口も掴めたように思う。これからも気の向いた時にどうでも良いことをだらだらと書こうと思う。2024年も、ふと気が付けばあと3ヶ月を切った。火星ツアーもソロライブも小野瀬雅生ショウも元気で楽しくマイペースで参ります。この数日、急に秋めいてきた。皆様もどうぞお元気で。