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蕪丼

蕪があったので蕪を料理して蕪丼を作った。与謝野蕪村でもないし、怪虫カブトン(つのだじろう著)でもないし、壁ドンでもない。蕪丼である。更には元の蕪の写真をも撮りそびれて、いきなり完成形からご紹介することになる。

蕪丼

蕪(胚軸とよばれる根の部分)と、蕪の皮と、蕪の葉と茎をそれぞれ料理して、ご飯に載せて蕪丼の出来上がり。それぞれと云ってもそんなに大したことではない。ちょっと時間があったので作り置きのつもりで蕪料理を始めたが、結局一編に殆ど食べてしまった。作り置きなんて夢のような話である。

蕪のバター炒め

蕪はバター炒めに。バターで炒めて、透明感が出てきたらもう出来上がりである。味付けは醤油のみ。シンプルなのが良いと思う。

蕪の葉炒め

蕪の茎と葉は細かく切って胡麻油で炒めて、醤油で軽く味付けして白胡麻をまぶしたらこれもすぐ完成。個人的にはこれが一番の御馳走である。これさえあればご飯がいくらでも食べられる。ちりめんじゃこを入れれば良かったか。今度は入れて作ろうと思う。

蕪の皮の炒め煮

蕪の皮も胡麻油で炒めて、ちょっと水を入れて煮て、醤油とみりんで味付けしたらこれも出来上がり。ほぼ似たような味になってしまった。久しぶりに蕪なんて料理したのでおっかなびっくりで、腰の引けた味付けだったので、どれもこれもほぼ似たような味になってしまった。胡麻油ももっと昔ながらの香り高いのだったら良かったか。反省点がたくさんある。反省したいと思う。

色々混ぜて食らう

ウマウマウー。反省しつつも自画自賛。蕪の甘さ。蕪の葉と茎の苦さ。蕪の皮の食べ応え。蕪を満喫した。いつも思うのだが、自分で料理を作ると作っただけ際限なく食べてしまうので、それは悩みどころである。ご飯も一合くらい食べてしまったのではないだろうか。お腹いっぱいである。蕪とご飯だけだから大丈夫か。ほぼ精進料理みたいな内容だし。そう云うことではないか。食べ過ぎチュウイ。

蕪丼

今回の経験を踏まえて、いつかプレミアム蕪丼を作ってみようと思う。創作意欲に衰えはなし。まだまだ色々なものを作ろうと思う。クレイジーケンバンドの火星ツアーは後半戦突入。年末はビルボードライブ。他にも色々ライブがあって年内はほぼ休みなし。身体のあちこちがちょっとギシギシしているけれど、グリグリバリバリがんばります。

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小野瀬雅生
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