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ブラックフライデーだからってセール品買ってるヤツらへ。
さて、今年もやってきましたね、ブラックフライデー。なんだか「買い物しろー!買い物しろー!」って全世界から叫ばれている気分になりませんか?でもちょっと待て。財布のひもを緩める前に、この文章を最後まで読んでください。お金が欲しいなら、ブラックフライデーの誘惑に屈してはいけません。
ブラックフライデーの罠
「ブラックフライデーで安くなってるから買う!」って言う人、正直言って、それおかしいです。買う理由が「安い」ってどういうことですか?そもそも、普段使っていないものや、いらないものを「安いから」って理由で買うのは、無駄遣い以外の何物でもありません。
例えば、「これ、70%オフなんだよ!」と嬉しそうに戦利品を自慢する人。確かにお得かもしれません。でも考えてみてください。そもそも70%オフじゃなかったら買わない物なら、その30%でも無駄なんです。つまり、それは「70%節約」ではなく「30%無駄遣い」です。お得感に酔いしれている間に、貯金の芽を自分で潰していませんか?
唯一許される買い物
では、ブラックフライデーで何も買っちゃいけないのか?そんなことはありません。唯一買って良いものがあります。それは普段使っている日用品のみ。
たとえば、トイレットペーパー、洗剤、歯ブラシ、シャンプー、もしくは普段から愛用している化粧品など。これらは必需品ですから、安く手に入るならラッキーです。でも注意してください。「安いから」といって普段使っていないブランドや必要以上に大量の在庫を抱え込むのは逆効果。日用品も買いすぎれば浪費ですからね。ブラックフライデーを口実にして、棚を無駄に埋めないように。
古くなったから交換?それ本当に必要?
ブラックフライデーになると、「今使っている物がちょっと古いから、この機会に買い替えようかな」という人が増えます。でも、その“ちょっと古い”という基準、曖昧じゃありませんか?例えばスマホ。「もう2年使ってるし、そろそろ新しいのを買おうかな」と思っているあなた、本当にそのスマホ壊れかけてますか?
私のポリシーはこれです:「本当に必要になったら買い換えろ」
まだ使えるのに買い替えるのは、ただの浪費です。たとえば、スマホの画面にちょっとだけ傷がついているくらいなら、それを「味」だと思いましょう。「愛着が湧いてきたな〜」とポジティブに受け止めてください。キッチン用品も同じです。鍋の底が少し焦げてるくらいなら、新品を買う必要なんてありません。使い倒して、もう本当にダメになったら交換すれば良いんです。
ブラックフライデーは、ボロボロになるまで使い倒す勇者たちを誘惑する魔王のような存在。安いからといって不要な買い替えをするのは、魔王に屈することと同じです。
ブラックフライデーが終わった後、何が残る?
買い物をした後って、一瞬だけ満足感がありますよね。でも、その満足感は長続きしません。そして数週間後、あなたはこう思うんです。「これ、別に買わなくてもよかったかも…」と。これが浪費の怖さです。
さらに、クレジットカードの明細書が届くころには、現実の数字があなたを待っています。「あれ、なんでこんなに使っちゃったんだろう?」と後悔するのは時間の問題です。ブラックフライデーが終わった後に残るのは、使いもしないガジェットやファッションアイテム、そして軽くなった銀行口座。こんなはずじゃなかった…と嘆く未来を迎えたくなければ、今、冷静になるべきです。
最後に
ブラックフライデーのセールは確かに魅力的です。でも、それは「お金を使わせるためのイベント」だということを忘れないでください。本当に賢い人は、セールの波に流されるのではなく、その波を冷静に見つめる人です。
買い物をする前に、ぜひ自問してください。「これは本当に必要か?」「なぜ今買う必要があるのか?」と。その答えが「安いから」以外でなければ、その商品をそっとカートから削除する勇気を持ちましょう。そして、そのカートの空いたスペースには「お金が貯まる未来」を詰め込んでくださいね。
それでは、誘惑に打ち勝つ素晴らしいブラックフライデーをお過ごしください。