グラフィックデザイナーの1日。
こんにちは。グラフィックデザイナーおのんです。
職業は?と聞かれて「デザイナー」と答えても大体の方にキョトンとされます泣(しかも響きが怪しげ?)
そもそもグラフィックデザイナーって何する人?
みなさんは「デザイナー」と聞いたら何を思い浮かべますか?
洋服か建築、インテリア?
私がしているのはグラフィックデザインです。
抽象的すぎてわからないかもしれませんが、実は身近な存在なんです。
例えばカフェに行くとすると、看板、メニュー表、ポスター、チラシ、ショップカード、ポイントカードなどなど…
全部グラフィックデザイナーがデザインできるものです。
会社を作ろう!としている起業家さんなら、ロゴ、ホームページ、名刺、封筒、パンフレット、分厚いカタログ、展示会に出る際の特大パネル、のぼり、ポケットティッシュなど本当に多岐に渡ります。
印刷物のスペシャリスト!と思ってもらえたらいいのかもしれません。
グラフィックデザイナーの1日
カタカナ職業でデザイナーという響きから、かっこいい!なりたい!や、さぞ優雅な生活を、と思われるかもしれませんが基本は「地味」です笑
そんなある日の1日。
朝〜午前中
メールチェックや昨日の作業の確認、今日締め切りの仕事の確認。
来ている仕事の内容を確認して、使えそうな素材を集めたり、同様の製作物(競合)を調べます。傾向と対策を練る感じです。
午後からは
紙にラフを描いていきます。
カタログやページのあるパンフレットならノンブル、タイトルの入れ方なども細かく設定します。
一度紙に落とし込むことでイメージを明確にでき、内容も整理されます。
イメージが固まったら、
Adobe IllustratorやPhotoshop、web上で使うものなら、xd等を使って制作していきます。
既存の制作物の修正なら半日くらい、初めましてのお仕事の場合は1-2日くらいで制作していきます。(チラシの場合。ページ数が多いカタログやパンフレットは1週間ほどいただくことも)
仕上がったら
文章やロゴの入れ忘れ、誤字脱字がないかを確認し、先方へ。
フィードバックをいただき、先方が納得するまで制作→フィートバックを繰り返します。
納得いただけたら、納品します。
印刷物として納品することもあります。
残業するのは当たり前?
10年以上前は残業が当たり前!な職業でしたが、最近は時代の流れか、定時で帰れる職場も多いようです。
私は時間内に仕事を効率よくして、ダラダラ考えない&やらない派です。
細かい作業も大事。
全て原稿が揃っているお仕事ばかりかといえばそうではないです。
デザイン以前の原稿制作や、まずは構成から、という仕事もよくあります。頂いた原稿に統一性がなかった場合は(承諾を得て)ひとつひとつ直すことから始まることも。
ちなみに、観光系の仕事も多かったので、地元の観光地はやたら詳しかったり笑 携わる仕事によって、いろいろな職種の方と関わるのでコアな知識を得ることも楽しいです。
基本座り仕事なのでじっとしているのが苦手な人には向いていないかもしれません。
作ることが好きな人、細かい作業が苦じゃない人におすすめなお仕事です。