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【海が好き。「海に関わる仕事がしたい」「海のそばに住みたい」という理想に向かって因島へ移住】丸山 邦夫さん

名前(年齢) 

丸山 邦夫(55歳)

家族構成

本人

職業(移住前→後)

医療機器メーカー → マリンアクティビティのツアー、病院勤務、はっさく農家

居住地(移住前→後)

東京都江東区 → 尾道市因島

移住を意識し始めた時期

2020年4月頃

移住した時期

2021年2月

移住前、尾道に訪れたときの思い出

ノスタルジックな街並みときれいで穏やかな海が印象的でした。

今の仕事に出会った方法

ずっと釣りが好きで、カヤックに乗って釣りをしていたのがきっかけで、「こんなきれいで穏やかな海でカヤックのツアーができたらなぁ」と思い立ちカヤックツアーを始めました。そして、高齢化に伴うはっさくの耕作放棄地を目の当たりにして収穫のお手伝いをしたのをきっかけに、あこがれだった農家もやっています。

家の探し方

実際に足を運び、不動産屋さんに物件を見せてもらったものの数が少なくて困ったのを覚えています。家さがし中の宿泊先のおかみさんがたまたま空き家を持っていたので、そこを貸してもらうというご縁がつながり今があります。現在は、一戸建てを建設中。

移住前にお世話になった人

移住コーディネーターの酒井 裕次さん

移住までのスケジュール

  • 2020年10月 有楽町のふるさと回帰支援センターで移住相談

  • 2020年12月 家と仕事探し

  • 2021年2月 引っ越し

移住の動機

海が好きで釣りが好きで、海のそばに住みたかった。コロナ禍で人間いつ死ぬかわからないような状況の中、「明日死ぬのなら、今やりたいことをやろう」と当時は真剣に思いました。

”好きなことやずっと描いていた夢を実現する良い機会にするのだ”とマインドセットして、迷いを捨ててとにかく前を向いて行動しました。

移住前に抱いた期待の達成度

80%

海が好きで、海に関わる仕事がしたかったので大変満足しています。描いていた理想は、今はおおよそ達成できています。自分らしい生き方を手に入れられました。

移住希望者へのメッセージ

想像してみてください。自分のやりたかったことが実現できたときのことを。ワクワクしますよね。いろいろと考えてしまう前にはじめの一歩を踏み出してみましょう。

人生に一度くらいそんな冒険があっても良いと思います。移住してしまえば、勝手にいろんなことが進んでいきますよ。仕事とか住むところとか、助けてくれる人はたくさんいます。仲間もたくさんできます。移住者を歓迎してくれる人はたくさんいます。

そんな人たちに助けられながら、必ず良い方向へ進んでいくと思います。

仕事で悩んでいるなら現地のコーディネーターに相談すればいいです。リモートで仕事のできるスキルがある人は、ひとまずそこから始めましょう。海や農業に興味がある人は私にお声かけください。ダブルワークやトリプルワークをして、一緒にできることがありますよ。

住居でお困りならとにかく安いところを借りて、数年かけてじっくり探しましょう。不動産情報として公開されているものはごくわずかです。住んでいる地区で区長さんや近所の人に聞くと話がスムーズにいくことが多いです。眠っている理想的な物件がたくさんあるので移住してから探したらいいのです。

移住という選択をすると、「人生をどう楽しく生きるか」という壮大なテーマが付いてきます。実際の生活を考えると、収入という現実に目を向けないといけないことがありますが、価値観をシフトさせていくことでこれまでとは違う価値観の人生を歩むことができるのです。

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(移住定住コンシェルジュ:元廣京哉、編集:アンドウ)

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