【町おこしに関わりたくて単身移住】松本 啓吾さん
名前(年齢)
松本 啓吾(30歳)
家族構成
独身
職業(移住前→後)
自動車整備士 → カフェのオーナー
居住地(移住前→後)
京都府京都市 → 尾道市東土堂町
移住を意識し始めた時期
2018年
移住した時期
2018年6月
移住前、尾道に訪れたときの思い出
本当に初めて尾道に訪れたのは、学生の頃の広島旅行の帰り道。
多くの人と同じように、尾道ラーメン目的で立ち寄りました。そのときにも市街地のレトロな町並みや、「どこから来たん?」と声をかけてくださる地元の方々の温かさが心に残りました。
今の仕事に出会った方法
移住して福山でサラリーマンとして働くかたわら、コーヒーの趣味が高じて 何度か尾道で”一日喫茶店” を経験させていただくことがありました。
それを知ってくださっていた、あるお店の店主さんから
「自分は店を畳んで尾道を離れることになったので、良かったらこの場所で何かやってみないか」
と声をかけていただき。
サラリーマンを続けるか迷い始めていた時期でもあったので、これもご縁と思い退職。山手側の一角に、カフェ「 」とコーヒーkibacoを開業しました。
家の探し方
最初に住んだ新浜のアパートは三阪不動産にお世話になりました。
そして現在の店舗については本当に人のご縁で、という感じです。
移住前にお世話になった人
移住までのスケジュール
2017年 自動車整備士の仕事を辞め、移住を考え始める
2018年 移住先として最も気になっていた尾道を何度か訪ね、就職活動と並行して住まい探しを始める
2018年6月 移住
移住の動機
尾道に移住したのは、下記4点が決め手でした。
空き家再生プロジェクトさん等の取り組みや、移住者の方達の素敵なお店の数々に惹かれた。
しまなみ海道をはじめとする、尾道の周辺もとても魅力的。
高速道路や新幹線へのアクセスもそれなりに良い。
隣接する福山市が広島県で2番目に大きな都市で、サラリーマンとして転職しやすかった。※福山は尾道から1時間程度の通勤時間
もともと町おこしの取り組みに興味があったので、そういった動きが盛んな地域をいくつか見てまわっていました。地域おこし協力隊にも興味がありましたが、なんのスキルもなく難しいと判断した背景があります。
移住前に抱いた期待の達成度
120%
サラリーマンをしながら、町おこしに関われたらと期待していました。尾道の方々に育ててもらい、こうしてお店を構えることができているなんて、移住当時は想像もできなかったことです。
移住希望者へのメッセージ
尾道は良い町ですが、尾道市としては課題が山積していると感じます。
築年数が高い建物が多く、下水問題等から住まい探しが難しい。また、尾道とて蓋を開ければ地方の港町です。都市圏とは異なり、仕事探しにはかなり苦労すると思います。現に私も尾道で思うような仕事と巡り会えず、隣の福山市へ働きに行くという形での移住でした。
それでも私は、尾道を"良い町"だと思っています。
多くの人と知り合い、応援していただいて今の自分があります。これからも1人でも多くの方に尾道の町を好きになってもらえるように、頑張っていきたいです。ぜひ気軽にkibacoにも足を運んでみてください。
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●編集:アンドウ(@holiday_cloudy)