【「あぁ、ここいいかも」―訪れて5分で尾道移住を決断。仕事がきっかけとなり家族で移住】本間 智美さん
名前(年齢)
本間 智美(53歳)
家族構成
夫、妻(本人)、子、子、猫、猫、猫
職業(移住前→後)
建築家・アーティスト → 基本的には変わりませんが、リモートワーク中心になり、どこでも生きていけるようになりました。
居住地(移住前→後)
新潟県新潟市 → 尾道市日比崎町
移住を意識し始めた時期
2020年11月
移住した時期
2021年4月
移住前、尾道に訪れたときの思い出
お寺の鐘の音と、風の香りが心地よくて、「あぁ、ここいいかも」って、5分で決めました(笑)
家の探し方
河岡不動産さんのウェブサイト
移住前にお世話になった人
移住直後にはなりますが、古い友人である株式会社ツナグム(京都移住計画)のタナカユウヤさんに後藤峻さんを紹介してもらい、あれよあれよと色んな方々と繋がりました。
移住までのスケジュール
2021年3月 福山市内で家を決めましたが、どうしても福山市に住むことにピンとこなくて尾道へ。訪れて5分で「ここに住もう」と決断
2021年4月 尾道へ引っ越し
移住の動機
コロナ禍に福山市内で仕事があったんですが、緊急事態宣言が出ると新潟からこちらに訪れるというのもなかなか大変で。
仕事相手とのコミュニケーションがあまりに取りづらかったこともあり、「移住するしかないかな」と思い始め、まずは子どもたちに相談しました。そうしたら子どもたちはすんなりOKしてくれたので、それならばと思い切って移住することにしました。
移住前に抱いた期待の達成度
なにぶん5分で尾道移住を決めてしまい、何かこの地に対して大きな理想や期待があったわけではありませんでしたが、移住してからこれまでを振り返ってみると、随分とたくさんのかけがえのない友達ができたな、としみじみ感じます。
そのうちの3人の友人と立ち上げた株式会社めじで、地元のお寺様や企業様との事業を一緒に進めることになりました。尾道の寺町文化を通じて、この土地の面白さ、奥深さ、ひいては日本の良さというものに、日々気付かされています。尾道は歴史文化をしっかり受け継ぎながらも、懐が深い+ファンキーなご住職たちがいる、稀有な場所だと思います。
そして日本海育ちの私にとって、しまなみは「波が止まってる!!」という衝撃がありました。遠くまで幾重にも連なる島々がとっても美しいです。
尾道の町はとてもコンパクト。歩いていても、自転車に乗っていても路地・坂道・海と景色がどんどん移り変わり、途中で知らなかった小さなお店を見つけたりして、日常なのにまるで探検の毎日です。
将来的にいずれは多拠点居住も視野に入れていますが、尾道は外せない場所だな、と思っています。
移住希望者へのメッセージ
「尾道がなんだか好き」っていうことだけで、移住者・地元住民関係なく、一緒に楽しめる町だと思います。
尾道の楽しみ方もたくさんあって、それぞれの楽しみ方を、ちょうどよく楽しんでいる感じが、肩ひじ張らずに暮らせる空気感なのかもしれません。
一見で飲みに行っても、店主さんや地元の常連さんたちもすぐに仲良くしてくれるので、やっぱり「肩ひじ張らずに」飲みすぎてしまいます(笑)
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●編集:アンドウ(@holiday_cloudy)