オノリナ/有機還元葬(堆肥葬)note

有機還元葬(堆肥葬)を日本で実現すべく、新会社設立準備中。毎年4月に渋谷で開催する「Deathフェス」共同代表 のひとり。致死率100%仲間の私たちが、死を自分ごととして捉え、それぞれの「よい死」を迎えられる社会に向けて、産学官民の共創プログラム「Deathラボ」も立ち上げました

オノリナ/有機還元葬(堆肥葬)note

有機還元葬(堆肥葬)を日本で実現すべく、新会社設立準備中。毎年4月に渋谷で開催する「Deathフェス」共同代表 のひとり。致死率100%仲間の私たちが、死を自分ごととして捉え、それぞれの「よい死」を迎えられる社会に向けて、産学官民の共創プログラム「Deathラボ」も立ち上げました

最近の記事

「問い」を深める 探求ワークショップ

インドリトリート説明会を兼ねた「問い」を深める 探求ワークショップをQWSで開催しました。 突然ですが、いまあなたの「問い」ってなんですか? そう聞かれても、すぐに答えられないですよね。私もそう。 でも、いま私たちが活動拠点にしているShibuya QWSでは、入居するときに、「問い」を持って入ることがマストなので、以前よりも自然と「問い」を意識するようになった気がします。 「問い」は、「質問」や「発問」とは決定的に異なる点があります。 それは、問う側も問われる側も、

    • 元祖・樹木葬発祥の地、岩手県一ノ関「知勝院」で考えた「お墓参り」のあり方

      東北新幹線に乗り、大学時代に慣れ親しんだ仙台で乗り継いで岩手県の一ノ関へ。一ノ関は、中学校の修学旅行で中尊寺を訪れて以来。今回は、日本葬送文化学会が主催した野外研修に参加し、一ノ関駅から車で25分のところにある、日本初の樹木葬墓地「知勝院」を訪れました。 樹木葬墓地を考案したのは、前住職の千坂げんぽうさん。仲間とともに立ち上げた北上川流域連携交流会で、生態系について学ぶようになり、農家が所有する里山が跡継ぎ不足で荒廃していることが問題になっていることを知ったそう。ちょうどそ

      • QWSチャレンジ#17の記録

        昨年11月に、QWSチャレンジ17期生に採択いただき、3ヶ月活動してきた報告も兼ねたピッチイベント「QWSステージ」が昨日開催された。 写真は、ピッチに挑んだDEATHフェス実行委員会リーダーの、のぞみさん。ここ1週間、「死」というテーマや「DEATHフェス」の魅力をどんなふうに伝えるのがよいか、何度も何度も、一緒に資料を練り直してきた。 ですが結果は、入賞には届かず。 ここで入賞して、4月のDEATHフェスに向けてさらに勢いをつけたいところだったので、とても残念だし、悔

        • 環境にも人にも負担をかけずに森に還る。能勢妙見山でスタートした「循環葬」

          大阪府豊能郡にある能勢妙見山でスタートした循環葬「RETURN TO NATURE」さんのレセプションにお邪魔してきました。 「RETURN TO NATURE」は、 森といきる 森に還る 森をつくる をコンセプトに、環境にも人にも負担をかけず、森に還ることができるエンディングの新たなかたちとして「循環葬」を提案されています。 能勢妙見山の敷地内にあった墓地を活用し、数十年間手つかずだった森の一部を間伐し、整備して光が入るようにし、風通しのよい空間に生まれ変わらせたの

          堆肥葬スタートアップ視察 in Seattle

          シアトルに、堆肥葬スタートアップの視察に来ています。 堆肥葬とは、ざっくり簡単に説明すると、 遺体を火葬せずに堆肥化して、環境に優しい形で埋葬する方法。 お墓に入りたくないとずっと思っていた私は、 堆肥葬を初めて知った時、火葬以外の方法で、 地球の一部となり、還ることができるんだ とワクワクが止まりませんでした。 日本で、堆肥葬を実現するにはどうしたらよいのだろうと調べてみると、 生き方は多様な選択が可能になってきているのに、 還り方、弔い方の選択肢は限られていて、 お

          堆肥葬スタートアップ視察 in Seattle

          堆肥葬の視察でシアトルに行ってきます!

          こんにちは。オノリナです。 Beyondersのプロジェクトは、10名を超えるプロボノの方たちに集まっていただき、6月からいよいよ活動がスタートします。 新しいEnd-Of-Lifeのあり方、弔い方に関心をお持ちの方、すでにサービスを提供されている方、まさにいま準備中の方、専門家・研究者など、いろんなバックグラウンドを持つメンバーにさまざなかたちで関わっていただけることになりました。 ありがたいことに、発信をきっかけに、「デス系でこんな活動をしている人がいるよ」と教えて

          堆肥葬の視察でシアトルに行ってきます!

          自己開示が進むと、夢が叶いやすくなる

          こんにちは。オノリナです。 堆肥葬noteといいつつ、今日はちょっと日記的な投稿です。 私はいま、 「複数の収入軸を持ちながら、自分らしい生き方・働き方を探求する」 をコンセプトにした女性経営者・フリーランスのコミュニティを運営しています。 ※7月入会メンバー募集にむけた説明会を開催します。詳しくは公式LINEでチェックしてくださいね。 2006年に会社員を辞めて、流れにまかせてフリーランスになり、同時に第一子出産も重なって、子育てとの並行で、アクセル踏みたくても踏めず

          自己開示が進むと、夢が叶いやすくなる

          社会課題解決に挑む「Beyonders」2023年上期(6月〜8月)に参加します

          こんにちは。オノリナです。 この度、社会課題解決に挑む「Beyonders」に、市川望美さんと一緒にプロジェクトオーナーとして参加することになりました。 「生と死のウェルビーイング」をテーマに、 来年4月に「DEATHフェス」を開催したい!前回ご紹介した「堆肥葬を日本で実現するにはどうしたらよいのか?」をいろいろ調べはじめてみると、法律面での問題はもちろんのこと、価値観の多様化が進み、個を尊重し一人ひとりのウェルビーイングの重要性が叫ばれるなか、死亡時の「葬送」においては

          社会課題解決に挑む「Beyonders」2023年上期(6月〜8月)に参加します

          はじまりのストーリー

          こんにちは。オノリナです。 私は普段、「世の中に知られていないワクワクや価値ある情報・もの・サービスをわかりやすく言語化して広め、選択肢を豊かにする」をミッションに、企業や経営者、アスリート、研究機関の伴走者となり、情報発信やコンテンツ制作を支援する会社を経営しています。 そんな私がなぜ、有機還元葬に関心を持ったのか。 今日は、そのきっかけを記録しておきたいと思います。 「死んだあと、狭い墓石の中に入りたくない。自由でいたい」 元々、天文に興味があって大学・大学院と地球