元祖・樹木葬発祥の地、岩手県一ノ関「知勝院」で考えた「お墓参り」のあり方
東北新幹線に乗り、大学時代に慣れ親しんだ仙台で乗り継いで岩手県の一ノ関へ。一ノ関は、中学校の修学旅行で中尊寺を訪れて以来。今回は、日本葬送文化学会が主催した野外研修に参加し、一ノ関駅から車で25分のところにある、日本初の樹木葬墓地「知勝院」を訪れました。
樹木葬墓地を考案したのは、前住職の千坂げんぽうさん。仲間とともに立ち上げた北上川流域連携交流会で、生態系について学ぶようになり、農家が所有する里山が跡継ぎ不足で荒廃していることが問題になっていることを知ったそう。ちょうどそ