おのじゅんのスタートアップnote

タイムラボ CPOの他、VCスパークル ファンドアドバイザー、Mabuchi CMOと…

おのじゅんのスタートアップnote

タイムラボ CPOの他、VCスパークル ファンドアドバイザー、Mabuchi CMOとしてフルリモートで活動中。前フリーバル(コスフォリオ)代表取締役。

最近の記事

「プロダクトマネージメント」の登場人物を分解してみた

「プロダクトマネージャーってどういう仕事なんですか?」と聞かれることが非常に多いので、「プロダクトマネージメント」に付随する要素を書き出してみました。 一口に語られがちな「体験」や「顧客価値」 よく、「ユーザーの体験をつくること」や「顧客価値を提供すること」とも言われると思います。 確かに、その通りだと思います。しかし、それを実現するためには多くのロールの人が関わっています。会社によって、そのロールが定義できていないことはよくあることです。そこで、その要素を書き出すと下

    • 空前のカジュ面ブーム!振り返りをしませんか?

      空前のカジュアル面談ブームです。 情報を取得しやすくなった分、話し手の側は面談件数が増えて来て意外と大変になって来ています。 せっかく時間をもらっているので、信用の積み上げに使いませんか?普段は、なかなか接点を持てない人と話せる重要な機会です。 せっかくの機会なので、自分のことを知ってもらったり、何らかの提案の頭出しをしてみたりと準備をしてみてはどうかなと思うことが多々あります。 事前準備をしてくれているかどうかは、相手に伝わります。これは、実際にスタートアップ経営者と

      • 採用ミス? - たぶん、違うよ

        よく「ミドルマネージメントが定着しない」とか、「マネージメント不足」といった課題を耳にします。 よくよく聞いてみると、「採用すべき人材を見極めるのは難しい」とか「期待値とのギャップか」とか、基本的には候補者に問題があったという結論になることがほとんどです。 本当に、候補者の能力の問題か? 新しい環境で、且つチームとしてのパフォーマンスが求められるレイヤーにとって、新しい環境の変数の多さは大きな課題です。 チームパフォーマンスが求められる人材に、プレイヤー(しかもエース

        • プロダクトのSeedsってどうやって創るの?本当のドメインスペシャリストを活用しよう

          プロダクトのSeeds最初から、大きなマーケットを目指してファンクションリッチに開発を進めたり、想定利用者の横の幅を広く取ったりと、最初のトラフィックを稼ぐために色々と思考が働いた結果、完成像を求めるケースが多いと思います。 プロダクトの発芽 - リーンに開発する「スピード感を持って取り組む」これは言うのは簡単だと思っています。 ただ、大事だと思うことは、最初の一手のコアバリューを乗せた状態で、いかに早くデリバリーをしていくかだと考えます。 「プロダクト開発の事前準備」に

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          "加点式チームビルディング"ができる経営チーム

          スポーツで団体競技(サッカー、バレー、野球等)をやったことがある人には分かり易い、チームビルディングのポイントをご紹介します。 「この人、〇〇が得意なんだね」組織としてのパフォーマンス向上を意識した時には、アウトプット効率を良くするが大事になると思います。その際のキーワードは大きく2つです。 (1) 一人一人のアクション数を軸とした効率を追求する (2) 一人一人の得意分野を持ち寄って、チームとてアウトプットを追求する ビジネス職とクリエティブ職、決定的に違う”チーム

          "加点式チームビルディング"ができる経営チーム

          VPと、CxOに求めるべき役割 ~ そもそも、何が違うの? ~

          知人等から「そろそろVPやCxOを置くべくだと思うんだよね」という会話を聞く機会が多い。そこで、あくまで私見だが複数回のスタートアップ経験者として、またはVC側の人間としても本タイトルについてまとめてみましたので、誰かの参考になれば幸いです。 VPoXに求めること 代表者・創業者に圧倒的なリーダーシップがあったり、すでにビジネス的に一点突破ができているパターンにおいては、このフォーメーションが有効だと考えます。 CxOに求めること 競合環境が強かったり、切磋琢磨するよ

          VPと、CxOに求めるべき役割 ~ そもそも、何が違うの? ~

          CTO・CPOと、プロダクトマネージャーの事業推進における役割

          2023年にX Mile(クロスマイル)に参画した理由と、プロダクト屋としてどのように事業推進に取り組むかという姿勢について、記事にしてみました。 X Mile(クロスマイル)に参画した動機CEO・野呂とCOO・渡邉の絶妙なバランスに感じた可能性 事業対象が、ドメインではなくノンデスク産業という業態や人に注目していること 「令和を代表するメガベンチャーをつくる」ことで、より大きな変革にコミットする会社としての姿勢 圧倒的な実行力がある野呂と、一人目エンジニア・蝦名の存

          CTO・CPOと、プロダクトマネージャーの事業推進における役割