おのえあきのり 歌詞

こんにちは、尾上明範(おのえあきのり)と申します 歌を作って歌ってます ここには歌詞を載せております サブスクやYouTubeに音源もございますので気になったら探してみてね

おのえあきのり 歌詞

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最近の記事

深い海の底に光が届く 導かれる様に水面を目指したんだ フィルター越しの輝きはカーテンみたいで 手繰り寄せる様に空との境界線求め 悲しみに決して負けないで 繰り返した言葉必ず届く この広い空の下で踊る風のように 遥か彼方を探し 行くべき道は未だ分からずとも 目に映るのは希望の光だから 悲しみ振り払う手で誰かの事 そして自分の事傷つけてしまった時は 緩やかにその指広げて 誤魔化していた互いの涙を拭って この広い空の中で煌めく星のように 遠く離れた場所へも 下を向かないで

    • 月夜の想い人

      夜に落ちた影は月明かりのせいね 足音鳴らした帰り道に綻ぶ頬 見上げたこの空がどこまでも届くのなら 君の夜を撫でる様に優しく照らして 背伸びをした影法師月夜の想い人 誰の手誰の手探すの 月の綺麗な夜だから 君に見せたいな君に見せたいな 愛おしいが溢れて 夜の中に星が一筋溢れた 鼻先をくすぐるは際立つ宵の風 胸に膨らむは懐かしさによく似ていて 見上げたこの空がどこまでも続くのなら 二人の夜を同じ様に優しく照らして 背伸びをした影法師月夜の想い人 誰の手誰の手探すの 月の

      • くじら雲

        陽を透かす梢の緑を指で弾いて あなたが笑う様な空見上げた 親子のくじら雲が浮かび想いを託して あなたの元へと泳いでゆく 片時も忘れわしないわ 指先で形どるファインダー 焼きついた思い出を数え 一つ摘んで微笑んだ 何処かで誰かがあなたの幸せ願っている 今日だから どうか忘れないでいてね愛する事を 誰がために想いは繋がる 好きだと言っていた花が風に揺れている 共に歩いたいつかの様に揺れている 愛おしい日々の中に何かを残せていたかな 喉の奥がキュッと鳴って 潤む景色に想いは

        • ポラリス

          そろそろ僕も行かなくちゃ 君はそう呟き腰を上げた 散り散りに散った足跡の数だけ 想いを紡ぐ物語は彼方へ伸びてゆく どうか振り返らないで 揺らいでしまいそうだから 見透かす様に背中は右手を挙げた ねえポラリスいつまでもそこで輝いて 僕らの旅路を照らし続けておくれ 見えない明日をその輝きだけをたよりに 探して続けて行くよ あの空の下でいつかまた 会えるからと 共に過ごした日々を仕舞い歩き始めた 俯きそうな時にきっと思い出すから 見送る寂しさと旅立つ切なさを 繰り返して僕ら

          最終列車

          壁紙に付いたシミだって 僕が暮らした証だね そろそろもう行かなくちゃ 旅立ちの時がきた がらんどうになった部屋の 玄関をそっと開けて行こう 小さく呟いた言葉 ありがとうとさよならを 寂しげな街の中見つけた温もりに 後ろ髪をひかれて もう一度だけと 振り返り見つめた景色 最終列車は空っぽの僕を運んでく この街で描いた夢が 思い出の栞に変わってゆく この街で愛したあの人が 愛したこの街を好きだった 踏切待ちの帰り道 オレンジに染まる商店街 人並みに紛れた姿は 記憶の中に消え

          ブルートレイン

          ヘッドライトは強さを増して 車窓の光が街に浮かぶ 青い車体はレールを軋ませ 遠い町へと歩を進める 旅の荷物は軽めがいいけど わずかばかりの本は持っていこう 汽笛を鳴らして いつかの後悔もこの旅の 道連れにしよう ブルートレイン夜を越えて 知らない町を一つまた一つ ブルートレイン読み終わった 物語はトランクに仕舞い込んで 君の町へと運んでおくれよ 気づけば朝日は昇り 寝ぼけ眼の頬を温める 橋を渡り川を越えて 水面の水鳥は羽ばたく 緑の絨毯を横切り 通学途中の学生が手を振る

          アイリス

          通り雨傘を持たない君を 迎えに行こうお家へ帰ろう 泣き虫が雨宿りの下で 落とした涙に早く気づけるように 答えの無い世界で痛みに慣れないで 寄せ集めたいくつもの言葉でかたどる想いは いつだってイビツな形をしていて この願いはいつか君に届くかな届くといいな 広げた手のひらに指先が微かに触れた 雨上がりブランコの下に出来た水たまり 光を弾いて 南風前髪を揺らす要らなくなった 傘を畳んで歩こう 答えの無い世界は思いより優しく 寄せ集めたいくつもの想いでかたどる日々を 彩る不

          換気扇

          もっとあなたの名前を呼んで いたかったわ、私 行く宛の無くなったつぶやきは 換気扇の音にかき消された 終わった恋だと強がってみせても 心の奥でまだ滲んでる 捨てられない手紙は捨てられずに でも開けられないまま時を過ごす 返しそびれた本の隙間に いつか撮ったフィルム写真 さよならも知らずに笑う二人は 今の私には眩し過ぎるわ さよなら さよなら さよなら どうか元気で幸せでいてね もっとあなたの名前を呼べば 良かったわ、私 もう二度と口にする事のないあなたの名前は 換気

          朝のエピローグ

          瞼を透かす陽の光 君のいない1日が今日も始まる 瞼の裏に焼きついた記憶は 赤く滲む程に浮き彫りになる もう少しもう少しこのまま 目を瞑っていたいよ 二度と会えなくても白陽のけぶる朝に 幸せでいて欲しいと願っている 今も君の歌を歌う僕の未練がましさは 一人紡ぐエピローグ 手を伸ばせば届きそうないつかの日々は 手を伸ばせば伸ばす程に 遠ざかってく もう少しもう少しその手に 触れていたかった 出せない手紙のように想いは積み重なって 君の知らない歌を歌ってゆく 瞼の裏の二人

          拝啓

          拝啓 君へ そちらでも桜は咲きましたか 春の似合う君だから今日も笑顔で きっと過ごしているのだろうね 拝啓君へ 今年は浴衣を着たのですか 夏の好きな君だからりんご飴を頬張りながら 淡く滲む提灯に照らされてるのだろうね 春が来て夏が来て 秋が来て冬がきて 君に会える日を指折り数えています 愛しさは募るばかり 思い出をなぞりながら 君を空かな浮かべて僕も 生きてる 拝啓君へ いつか一緒に歩いた銀杏並木は 秋の中色づきましたか君の歩んでく道を 黄色く染め上げ彩っていますか