穿つ
この作品を知っていて。
応援してくださって。
それでもまだ観れていない皆様がいる。
応援までしていなくても。
出演者を知っていて、僕たちを知っていて。
観れていない方々がいる。
もしかしたらチラシや何かでこの作品を知って。
そのまま観れていない方々がいらっしゃる。
そんな皆様に機会を作らなくちゃいけない。
そう思って色々と手を尽くしている。
そして同時にまだこの作品を知らない皆様に。
どうやって知ってもらえればいいかな。
色々と試行錯誤していて。
ホント、走り始めれば壁にぶつかるような。
なんかそんな感覚の中でもがいている。
この空気を掴むような日々は地味に地味に僕にダメージを与えていく。
むーん。えー。うそだー。そんなばかなー。みたいな。
そんな感じのことも普通で当たり前すぎるほど当たり前だ。
何かを叩きつけたいというか。
そんな気分になることもある。
自分は水袋のようなものでその中身はなんかニトロのような爆発物なんじゃないかって思うぐらい。
平然とした顔で歩いている自分に違和感を感じてしまう。
世界は僕を凹ませにくる。
僕はどうもそのたびに熱くなる。
カッカしている。
ざけんなよって。メラメラしている。
気付けば上映は終わって。
観たくても観れない日が必ずやってくる。
その日までに。その日までに。
映画『演者』
企画 監督 脚本 小野寺隆一
音楽 吉田トオル
題字 豊田利晃
「嘘ばかりの世界」だ
「ほんとう」はどこにある
【上映館】
・2023年11月18日(土)より
ユーロスペース(東京・渋谷)
http://www.eurospace.co.jp/
出演
藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ
中野圭 織田稚成 金子透
安藤聖 樋口真衣
大多和麦 西本早輝 小野寺隆一
撮影 橋本篤志 照明 鈴木馨悟
録音 高島良太 絵画 宮大也
スチール 砂田耕希
制作応援 素材提供 佐久間孝
製作・宣伝・配給 うずめき
【あらすじ】
昭和20年春、終戦直前のとある村。嶋田家に嫁いだ3人の女たち。
血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時不在の家を守り続けている。
家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。
三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。
次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。
やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。
◆終映(特別限定先行上映)◆
・2023年4月15日(土)16日(日)※限定2日間
シアターセブン(大阪・十三)
・2023年4月15日(土)18日(火)21日(金)※限定3日間
名古屋シネマテーク(愛知・名古屋今池)
・2023年3月25日(土)~31日(金) ※限定1週間
K'sシネマ (東京・新宿)
投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。