ぶつかれないことの苦しさ
劇団の俳優がプロデュースした舞台、ガポ第一回公演「たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分」を観に行く。そこで感じたことは月曜日に担当している劇団オフィシャルBLOGに書く方がきっと適している。新宿の街は今日も人でごった返していて新宿タイガーとすれ違って、花園神社境内はフリーマーケットをやっていて昼間のゴールデン街はまだまだ静かだった。
偶然一緒に観劇していた同じ劇団員でバンドも一緒にやっている織田稚成は鎖骨複雑骨折のリハビリ中で人込みを歩くとボルトの入っている肩に人がぶつかるんじゃないかと冷や冷やしながら歩いていた。あれだけの人が出ていても意外にするすると人は人をよけながら歩いてる。海外の観光客はそんな日本人の歩き方を忍者のようだと口にして渋谷のスクランブル交差点の動画を撮影しているぐらいだ。ぶつからないこと。けれど本当はぶつからないことはとっても苦しい事だ。
一番つらいこと
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