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irodoriのおと#15米ぬか酵素風呂mahana伊藤静香さん
自由気ままにirodori編集長小野寺彰子がインタビューする
音声ポッドキャスト「irodoriのおと」
here eyelash atelierの飛田歩美さん(irodoriのおと#14出演)より
ご紹介頂いた米ぬか酵素風呂mahanaの代表・伊藤静香さんにお話を伺った
irodoriのおと#15はこちら↓
https://spotifyanchor-web.app.link/e/PS0iQBnDrMb
酵素風呂とは電気やガスを使わず自然発光熱のみを利用した
サスティナブルな入浴方法。
mahanaでは酵素ラボ式酵素風呂を取り入れており、
米ぬか100%しかも完全手作業だ。
伊藤さん自身が、米ぬか酵素風呂に出会ったのは数年前。
仕事を辞めようか考えていた頃だった。
あたたかい米ぬかに包まれて汗をかき、デトックスをした後の
爽快感と身体の軽さに驚いた。
母に誘われ、叔母と3人で始めることになった米ぬか酵素風呂。
毎日の「お手入れ」が欠かせない。
文字通り、スコップ1本と自分の両手で撹拌させて整える。
米ぬかと水で自然発酵熱の温度が持続的に60度〜70度以上にまで
高くなるとのことで、かなりの重労働だ。
けれど、しっかりと手を加えることで、微生物たちも応えてくれる。
朝一番は、活発で非常に熱があり、夕方頃になるとぬるくなっていく。
朝起きて仕事をして夕方にはエネルギーも落ち着いてくる。
まるで人間と同じリズムのようだ。
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3つあるお風呂で、それぞれ米ぬかの特徴も少し違う。
男性の入る頻度の高いお風呂は、少しザラリとしている。
一方、女性の入る頻度の高いお風呂は、心なしか柔らかい。
実際に、私も手で触れてみたのだが、とても触り心地が良く
このふわふわのぬか床に寝そべったら、さぞかし気持ち良いだろうな、
と想像出来た。
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mahanaでは、米ぬかから油を抜いた脱脂ぬかを使用している。
心なしかベッタリと張り付く感じがないような気がする。
触れていると毎日違うという米ぬか。
まさに「生きている」ことを実感して愛おしさが増す。
声掛けをしながら丁寧に、手を加えて共に生きていく。
話を聞いていると、とても微笑ましい。
健康でいることは、歳を重ねていくときに
人生の中で重きを置く部分になっていく。
オーガニックや無添加など健康志向は高まっているが、
それらを入れる「箱」である身体がまずは大切だと伊藤さんは話す。
どんどん酸化し(サビ)ていく身体から、余計なものを排出してサビを出す。
それから良いものを取り入れることが一番だと。
特に低体温の人には、米ぬか酵素風呂に入って欲しいという伊藤さん。
体温が一度上がるだけで代謝が上がることは知られているが、
それがどれだけ身体に良いことかは皆さんもご存知の通り。
加えてお肌本来の輝きを取り戻してくれる。
それは艶々のモチ肌の伊藤さんを見て、納得だ。
身体の中から健やかになる。
微生物の力に頼ってみるのも良いかもしれない。
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米ぬか酵素風呂mahana
須賀川市卸町58 川合運輸ビル1階
TEL070ー1148−8601
営業時間10:00〜19:00最終受付
定休日:水曜日