冬の福島県(会津若松・大内宿)を #旅する日本語
羽田空港×noteで、投稿コンテスト「#旅する日本語」を開催します!
今はまだ 催花雨遠い 奥会津
催花雨(さいかう):春、花の咲くのを促すように降る雨。
木の枝に 萌芽を感じ 手で睦ぶ
萌芽(ほうが):物事がはじまること。
睦ぶ(むつぶ):仲良くする。むつまじくする。
袖摺れの 茶色の氷柱 雪背負う
袖摺れ(そですれ):袖がふれあうほどの近い関係。
已己巳己の 茅葺見えぬ 雪の屋根
已己巳己(いこみき):(字形が似ていることから)互いに似ているもののたとえ。
気散じに 雪道散歩 生一本
気散じ(きさんじ):気晴らし。
生一本(きいっぽん):心がまっすぐで一途に物事に打ち込んでいくさま。
寧静に 弥立つ猫は 伸びをする
寧静(ねいせい):世の中が平穏なこと。心が安らかで落ち着いていること。
弥立つ(いやたつ):いよいよ心を奮い立たせる。
以上
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