ブライダル産業フェア2023/出展後記
先月(5/30~31)、東京ビッグサイトにて開催されたブライダル産業フェア2023に小野田商店から氷華®ブランドとして初出展させて頂きました。
会期中は本当に多くのご来場者様がいらっしゃいました。
ご商談やご注文をいただいた皆様、また氷のアートを観賞頂いた全ての来場者様、誠にありがとうございます。
心より厚く御礼申し上げます。
様々な意見や提案を伺うことができ、製作者としての視点と、お客様からの視点の違いを含め、当社の製品に何が求められているかを明確にすることができました。
これまで大型ホテルなどで行われてはいましたが、あまり一般的ではなかった、氷のアートによる結婚式場の装飾という試みに対しての、お客様の生の声を聴くことができる貴重な機会となりました。
展示会では、「Ice Welcome Board」として3点セットのアイスアート新製品を初めて披露しました。
このセットに含まれる製品として、アクリルスタンド入りの氷華®を発表しました。
文字入りプレートは新郎新婦の名前と日付が入ったデザインと、名前と日付の入っていないデザインの2種類を用意しました。
さらに前回話題となったシンデレラの靴をイメージしたアレンジメントの小型サイズを使用した製品もお披露目しました。
また新作の、小型の氷華®がセットに加わっております。
白と水色を基調にしたフラワーアレンジメントに雪の結晶のオーナメントを加えました。
これらの製品は、3点セットに限らない様々な提案形式も想定しています。
さらに、小野田商店として初めてのアイスキャンドル製品も展示しました。
氷彫入りのキャンドルホルダーで、四面に氷の結晶の紋様があり、透明度の高い氷と灯りが独特な輝きを生み出します。
本展示会では安全性を考慮し、LEDキャンドルを使用してのご紹介となりました。
2日間に渡るブライダル産業フェアでは、トータルで一万人を超える来場者がいたそうで、当ブースも非常に多くの方にご覧頂きました。
普段お披露目の機会が少ない氷のアートをアピールできた大変有意義なイベントとなりました。
また、展示会1日目ではフジテレビのニュース番組にて当ブースも取材頂き、小野田商店の社員がインタビューに答えさせて頂きました。
製品に実際に触っていただく様子などもあり、アクリルやガラスとは一味違う氷の魅力と輝きを伝えていただけました。
新型コロナウイルスの流行が一段落し、感染が蔓延する中での結婚式を躊躇していた層も、今このタイミングで式を始めることが増えています。
このため、ブライダル産業は現在非常に活気づいているといえます。
一方で、社会全体の価値観や経済状況の変化により、若者の結婚離れも進んでおり、それがブライダル業界にも一部マイナスな影響を及ぼしています。
しかし、結婚のタイミングが遅くなったり、結婚式の意味合いが社会的なものから個人的な思い出づくりなどへ変化したことから、カップルによるこだわりのある結婚式が増えているとも言われています。
そのため、結婚式の装飾やギフトにおいて、より強いコンセプト性や意義が求められていると言えるのではないでしょうか?
今回の展示会では、多くのご来場者様から氷の美しさや当社の高い技術に対する賞賛のお言葉をいただきました。
これは日頃の業務が報われるような、純粋な喜びを感じる体験でした。
展示会を通じて、ブライダル業界における新たな風を感じることができました。
現在の状況では、完全にコロナが収束したわけではありませんが、今回の展示会で多くの来場者様から貴重なヒントをいただきました。
これらを活かし、より多くのお客様に氷の魅力と笑顔を届けていきたいと思っています。
今後も引き続き、小野田商店を何卒よろしくお願いいたします。
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