皆様に100年分のありがとうを込めて!【創業100周年記念式典後記】
今年の3月16日に、小野田商店はついに創業100周年を迎えました。
このことを記念して、またお客様にこれまでの感謝も込めて、小野田商店の創業100年周年記念式典を開催しました。
式典にはお客様、仕入先、金融機関の方はもちろんOBOGの方、親族や友人など、150名余りの社外関係者の皆様がいらっしゃいました。
会場は東京會舘、その中でも2000名規模のイベントにも対応したメインバンケットルーム「ローズ」にて開催されました。
「ローズ」の由来はかつて建物がGHQに接収された際、天井を見上げた将校がほのかなピンク色の装飾が、バラのように美しいと称賛したことから名付けられたという逸話があり新会館でも、その名前がそのまま継承されたそうです。
また、本式典に際して関係各位の皆様から多くの花を贈って頂きました。
こうして目に見える形でいかに小野田商店が多くの方々に支えられているか改めて認識すると、100年の歩みは決して孤独なものではなく、多くの関係性の上で成り立ってきたものであると実感しました。
感謝の念が湧き上がるとともに、これからもその思いを裏切らない品質の製品やサービスを提供していかなくてはと気が引き締まりました。
小野田商店のパーティーはもちろん、普通の装飾だけでなく氷屋らしくアイスアートも盛りだくさん!
会場には造花とカードを氷に閉じ込めた氷華®が、80個ほども並べられ特別な雰囲気を演出していました。
これほどの数の氷華®が一か所に並べられることは当社広報担当も見たことがなく、圧巻でした。
氷華®は開封して直ぐは霜で不透明なので、氷が透明になる時に丁度パーティーが始まるよう綿密にスケジュールを立てて氷華®の設置を行いました。
氷のアートは時間とともに変化していくもの。
ベストなコンディションで来場者様に見て頂くためには工夫が必要ですが、そこは小野田商店の今までの経験をもとに、ほどよく氷が緩んで透明になり、かつ融けすぎていない状態を見て頂けるよう計算しました。
さらに会場のアイスアートは氷華®だけでなく、大きな龍の氷像も設置しました。
式典会場に置かれた龍の氷像は、流石に会場内で氷を彫ることはできないので事前に作成した氷像のパーツを現地で組み合わせることで造られました。
制作者は小野田商店における氷彫刻の師匠でもある、日本屈指の氷彫刻家の小野 恒夫氏!
会場での組み立てといっても、最終的な調整は会場にて行いました。
来場者の安全を確保する観点でも、氷像が崩れることなどないよう、パーツの接着、調整などは慎重に行われました。
また、会場には小野田商店の100年という歴史を伝えるものも幾つか展示されました。
小野田商店の100年の歩みを、歴史的な背景も交えて解説するパネルも設置されました。
こちらの内容は100周年記念ページの小野田商店と歴史の歩みでご覧頂けます。
また、上記の年表内でも触れられている、かつての氷需要の大きな部分を担っていた、氷で冷やす冷蔵庫の現物も展示されました。
氷で冷やす冷蔵庫から、電気冷蔵庫へと時代が移り変わっていったことは、小野田商店をはじめとした多くの氷屋にとって大きな転換期となりました。
だれでも家庭で氷を造れる時代になったからこそ、氷屋の氷にはただ冷やすというだけでない付加価値が求められるようになったのです。
創業100周年記念式典が、今までの小野田商店の歩みの集大成となるように様々な準備を進めてきましたが、その甲斐もあってパーティーは無事大盛況のうち幕を閉じました。
パーティーでは関係各位の方の祝辞だけでなく、マジックショーや太鼓の演奏などの催しもの行われ大いに盛り上がり、また創業100周年を記念した特別ムービーも流れました。
創業100周年記念の特別ムービーに関しては、いずれ小野田商店HPでも公開予定ですのでご期待ください!
そして今回、なんと小野田商店の新ロゴタイプも会場内の投票にて決定、発表されました!
ロゴタイプの変更は創業以来初の試みとなります。
これからまた次の100年に向けて歩んでいく小野田商店の、新たな顔ともいえるロゴタイプは果たしてどんなものに変化したのでしょうか?
正式発表をお待ち下さい!
まだまだ小野田商店100周年の記念事業は終わったわけではありません。
今後もHPの更新など、小野田商店の新たな動きにご注目お願いします!
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