【現場管理者インタビュー】小野田商店は「即応予備自衛官」制度を導入しました!【後編】
↓この記事は前回からの続きで後編です。前編、中編はこちらから!↓
さて、前回の記事で現役の即応予備自衛官の社員からの声をご紹介しました。では、即応予備自衛官制度を導入した現場での当事者以外はどのように制度に対応しているのでしょうか?
また小野田商店の有事への備えは即応予備自衛官だけでなく、「自治体との防災対策に関する協定」に基づき、墨田区へ災害時における氷の優先供給を行うことになっています。
しかし、現場では実際どのように災害へ対応していくのでしょうか?
今回は現役の即応予備自衛官が所属し、また自治体との防災対策に関する協定を結んでいる小野田商店墨田工場の佐々木工場長に実際の現場ではどのように対応しているのかお話を伺いました。
【Q.1】実際に導入した感想
実際に墨田工場に即応予備自衛官を導入してどのように感じるでしょうか?
【Q.2】現場での災害への備え
墨田工場では、自治体との防災対策に関する協定に基づき、墨田区へ災害時における氷の優先供給を行うことになっていますが、備えとしてどんな課題などがありますか?
【Q.3】これから現場として進めていきたいこと
即応予備自衛官制度は社員自らの提案で導入された制度でしたが、このように現場から進めていきたいことなどはあるでしょうか?
以上、実際に即応予備自衛官を導入している現場の管理者からの声でした!
さて、即応予備自衛官制度の社内認知度向上など、まだまだ小野田商店として取り組むべき課題が多く残されていることを感じました。
小野田商店本社では、有事への備えとして3日分の生活用水や非常用ガスコンロ、トイレットペーパーや食糧などの必需品を常に屋上に備蓄しております。他にも各事業所にて月一回は事業所向上委員会を開き、現場での環境向上に努めています。
また非常用の連絡手段なども検討し、社内普及に努めております。
いざ本当に災害などが起こった場合、どのような対応ができるか想定しきれないことがあることは現実ですが、それでも様々な側面からできるだけの対策を考えていくことは会社としての義務でもあります。
氷は有事の際には医療用や冷蔵用、また融ければ飲み水としても使用できることから、重要な物資として扱われます。アメリカでも2005年、ハリケーン・カトリーナが襲来した際にも、避難所の25万人近い人々が物資の到着を待つことになり、米軍による大規模なオペレーションにより食料品、ガスなどともに氷が提供されました。
そんな重要な役目を持つ氷、それを99年に渡り生産し続けてきた小野田商店だからこそ、有事への備えは企業の大事な役割と考えます。
今後とも小野田商店は次の100年も迎えられるように、日々様々なことに備え改善を続けていきます!
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