![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159772920/rectangle_large_type_2_f0ad2d0af2f9d9f8babaebdbfb6daca5.png?width=1200)
【素晴らしい人生】フリーダ・カーロを読む【偉人鑑定】
皆さま、ご機嫌いかがでしょうか。
私は先ほど祐気採りをしに近くの書店に行ったのですが、そこで大好きなフリーダ・カーロの画集を見つけてしまったのです。
作品の掲載数も豊富で、フリーダの人生もきちんと書かれていて、ポートレイトも多数。これは欲しい…!
そう思ったのですが、家には読まなければならない本がまだたくさん…しかも昨日2冊新しく注文したばかり。目がもう二つあれば…!と思うほどなのです。
…というわけで、今回はこの画集の購入は見送り。後ろ髪引かれる思いで自宅に辿り着き、フリーダのホロスコープを眺めることにしたのでした…
前置きが長くなりましたが、今回はフリーダ・カーロの人物像に迫ってみたいと思います。
【フリーダ・カーロってどんな人?】
フリーダ・カーロ(Frida Kahlo, 1907–1954)は、メキシコの画家で、主に自画像を中心とした作品で知られています。彼女の作品はシュルレアリスムやメキシコの民俗芸術の影響を受けており、独特の色彩と象徴的な表現が特徴的です。カーロの作品には、彼女が人生を通じて抱えた身体的・精神的な痛みや、アイデンティティ、ジェンダー、女性性などが描かれています。
6歳のときにポリオを患い、18歳のときには交通事故により脊椎や骨盤を損傷する大けがを負いました。この事故は彼女の生涯にわたり多くの手術やリハビリを必要とするものとなり、彼女の作品にも大きな影響を与えました。彼女の芸術には、彼女が耐えた苦痛や愛、孤独、希望が込められています。
カーロはまた、メキシコの有名な壁画画家ディエゴ・リベラと結婚しており、二人の激動の関係も彼女の創作の重要なテーマとなりました。
カーロの作品は生前から評価されていましたが、彼女が本格的に認知されるようになったのは、フェミニズム運動が高まりを見せた1970年代以降です。彼女は今や、メキシコの象徴的なアーティストであると同時に、女性や多様なアイデンティティの象徴としても尊敬されています。
【フリーダのホロスコープ】
1907年7月6日 メキシコシティ
![](https://assets.st-note.com/img/1730184528-U3vZxVfcrwy1N05qoKSDsIa7.jpg?width=1200)
なんと言っても一番に目を引くのは太陽・海王星0度。
これはびっくり仰天ですが、超納得でもあります。
直感が鋭く、理想が高く、表現力豊か。
想像の羽を広げてどこまでも飛んで行ける方です。
^^^^^^
昔の人(すみません)は、このように、人生が素直にホロスコープに表れる方が多いように思います。生き方が素直だったのかな…?
現代は複雑ですからね。
^^^^^^
そして蟹座オーバーロード(天体がてんこ盛り)。
「愛の人」ですね。
「自分」を表す太陽が、「献身」を表す海王星にピッタリと寄り添っています。どうしたって人に尽くしてしまう女性だったと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1730185196-VTp0onU74HmzsdFjDeNYhwu3.jpg?width=1200)
次に驚くのが、
太陽・海王星0度の真向かいの火星・天王星0度です。頑固そうですね。行動力もハンパない。「あそこに行きたい」と思った瞬間に動いているタイプです。
望まない圧力に対しては断固としてNO!奇抜でユニーク。新しいものをフレキシブルに取り入れる方だったでしょう。
しかも火星が山羊座で高揚しています。さらにさらに、火星逆行生まれですから、怒りのパワーなども凄かったように思います。
ただ水星がノーアスペクトですから、スマートで非常に頭が良く、いつまでも子供のような好奇心を持ち続けていたでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1730185901-H5LD84yPjbus7A3picq2YhKT.jpg?width=1200)
金星・冥王星も0度です。
男女ともにモテていたフリーダにぴったりの天体の配置ですね。しかも金星はホロスコープ上部の土星と90度の角度を取っています。
かなり年上の人との恋愛を示す配置です。実際にフリーダは、21歳年上のディエゴ・リベラと結婚していました。
【私の考察・19時生まれなんじゃない?】
フリーダの出生時間は不明なので、ハウスやアングル(アセンダントやMCなど)、月は読めません。しかし私はフリーダが(もしかして19時頃生まれたのではないか)…と密かに考えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730186352-uKQG7AYCDNhXqWcfm3JL4Ryd.jpg?width=1200)
アセンダント(ホロスコープ左側)が山羊座です。
意志が固く、コツコツと努力できる人。伝統的なファッションを好み、アーティストや政治家をパートナーにしやすい…まさにフリーダそのものではないでしょうか。(パートナーのディエゴはメキシコで超有名な壁画画家です)
しかもそこに火星・天王星0度が乗っています。こうなると火星・天王星0度の意味が、さらに高まると思うのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1730186593-S7E9erOmqwj4zpuflg6a5KCM.jpg?width=1200)
アセンダントが「自分」なら、その反対は「自分以外」です。そこに「献身」を示す太陽・海王星0度。
フリーダは夫のディエゴを心から愛し、尊敬していました。
確かに「すったもんだ」はあったし、フリーダも浮気をしたりしていたようですが、二人の絆は確かなものだったようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1730186982-QC8tD7dkyoSxcNB3lIRbmUT9.jpg?width=1200)
6室に冥王星が入ることになります。
「健康」を示す6室に冥王星ですから、病気や事故の後遺症に苦しみながらも、力強く生きたフリーダらしい天体の配置なのではないでしょうか。
【最後に】
自画像を描くことが多かったフリーダですが、最後の絵は「スイカ」でした。
そのスイカには『Viva la Vida(ビバ・ラ・ビダ)』と刻まれています。
その意味は『素晴らしい人生』。
どんなに人生が辛くとも、最後に「素晴らしい人生」だと言い残せる人に、私もなりたいと思うのです。
^^^^^^^^
駆け足で読んだホロスコープでしたが、やはり天才のチャートは感動するな~と感じました。パートナーのディエゴ・リベラとのシナストリー(=相性占い)も大変興味深いものでした。
長尺すぎても読者の方が疲れてしまうので、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
![小野つばめ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102959971/profile_0592efbe277e0ecc3cf06603cb65c4b8.jpg?width=600&crop=1:1,smart)