職場の健康診断で肝臓の数値が引っかかった。今まで肝臓で引っかかったことなどなく、少し驚いた。酒は飲まないし(というか飲めない)、タバコも吸わない、食生活も乱れていない。平日は毎日一万歩以上は歩いている。自分で言うのも何だが、成人男性の独り暮らしの割にはそこそこ健康な生活ができているはずだ。毎日キムチ納豆も食べているし。 いったい自分の体に何が起きているのだろうか。流石に少し心配だったので養護教諭に「これ大丈夫なんすかね」と聞いたら「フフフッお酒フフッ飲まないんですもんねフ
大学生頃からずっと背中の違和感を抱えている。痛いとか痒いとかでなく、何かこう、背骨が詰まっているような感覚だ。指とか首なら曲げたり伸ばしたりしてポキポキパキパキ鳴らすとスッキリする(このポキパキ、実は体に良くないらしい。特に首のポキパキは危険らしい)ことも多いが、背中はそうもいかない。 身長8メートルくらいの鬼に頼んで私の肩辺りと腰辺りを持ってもらい、一息に背中をパキッと(背骨が折れない程度に)曲げてもらえたり、ぐいっと引っ張って伸ばしてもらえたりすれば治る気がしてならな
結婚。簡単な単語だがその内実は凄い。他人と他人の間に「婚姻関係」という明確な繋がりができる。家系図の「横線」が繋がる。二人だけが繋がるわけではない。両家それぞれが脈々と続けてきた血筋がそこで交わる。何とスケールのでかい話だ。そう考えると、コントやドラマでしか見たことがない「娘さんを僕にください!」というアレ。娘さんだけでなくもうとにかく色んなものを背負いますよ!という覚悟を示さなくてはいけないんだから、めちゃくちゃ緊張する行事だ。(これを行事と呼ぶかは知らないが。)こんなこ
大学生の頃、バイト先の同僚に「小野さんって何を考えてるかわかんないですよね」と言われた。私はそれに対して「みんなだよ!」と答えた。「私だけでなく他の誰でも、その人が考えていることなんて本当の意味ではわからないでしょう」ということだったのだが、今思えばだいぶ言葉足らずだった。あいつも急に「みんなだよ!」と言われて、意味がわからなかっただろうな。可哀想に。 さて、私が思うに自分以外の人間の考えなんて、エスパーでもない限りどうやっても100%把握することなどできない。つまり、「