内と外とそれから内

トタン屋根のほうで。

流れる水に、森の奥から聞こえる「ゴォぉー」。

それらは間違いないくらいに、身体の中から聞こえてくる。


真ん中を流れる体液(それは私が生きていることを確かめるための音)に、腹が減って鳴る音。

内蔵と外臓とを、行きつ戻りつ往還しつつ。

まだ「生きているんだ」と、嫌でも知らされる。


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