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のらと宇宙人と

終わるさんぶんのいち

はじめて下った坂道と
ひとりぼっちの桜の木


石垣と 恐怖に襲われる君
ぼくの腕の中に駆け込む

あれから 少しと3ヶ月
ずっとそこにいたら
どんな色で どんなにおいで

でも 居ない 居てはいけない


永遠の坂も 降る頃には
知ってたよりも ぽかぽかで
小さい人たちは 変わらず毎日


ふにゃふにゃの僕と うまれたての場所
歩き方も知らない僕と
それは 永遠のトンネルのよう

明けてみれば 輝くいのちと燃えるせいめい

きいろとみどりとあおとあか
五番目の星の点灯夫よりも忙しなく

着いていくのも 着いていかないのも
大忙しで大変で


ぼーっとなんて ご法度で
どんどん人間みたいになってゆく


悲しくて、辛い。
怖くて、醜い。
汚くて、でもきれい。


悪くないかもと 宇宙人
君のもとへと 野良猫


その宇宙土竜ってやつ 小さい夢に
休むことなく 満員御礼

チケット代はタダだけど
君と僕が子猫を欲するぐらいに

所有じゃなくて “Kin”のほう


ぼくはニンゲンじゃあ、、、、
それでも良いって
だから みな呼ぶぼくのこと

「宇宙人」って

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