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最後にのこる「情」の中身は何?
昨日は福岡空港から成田へ帰ってきました。ジェットスターの飛行機で帰ってきたのですが、ジェットスターは席を指定すると飲み物とお菓子をもらえるそうです。席を指定してあったので行きも帰りも温かいコーヒーとともに小説を読んで過ごすことができました。
ところで、皆さんはCAさんになりたいですか?昔は女の子のなりたい職業ナンバー1だったような気もしますが、LCCの飛行機が増えたとたん、CA(キャビンアテンダント)の価値も落ちてしまったような気がします。ああいうサービスは乗客全員を対象にするから価値があるのであって、指定席を購入したからとか欲しい人がお金を払って購入するというサービスになってしまうと、まるで特急の車内販売のようで誰も見向きもしなくなります。
ちなみに東京から水戸にいく「特急ひたち」の車内販売のコーヒは250円でおすすめです。
じゃあ今の世の中では女の子のなりたい職業はあるのかどうか考えてみました。
中高生女子の今のなりたい職業は一位/教師、二位/歌手、三位/公務員とのことでした。
看護婦も今や過酷な職業だし、保育士もケーキ屋さんも現実が見えてしまうとその職業に夢を描くことは出来なくなってしまいました。
じゃあ一体今の女の子の夢とは何なんだろうか・・・と考えてみましたが、やっぱり「結婚」しかないのでしょうか・・・?
結婚して「誰かの奥さん」になることが将来の行きつく先であるのならば、結婚後はどうやって生きていけばいいのでしょうか・・・。
子供を産めばお金がかかるし、かといって社会に出れば安い労働力として使われてしまう。
どう考えたって女性と労働は相性が悪い。そもそもこの社会はどう転んでも男性優位社会であるし、そこで男性と競争してお金を稼いで、社会に認めてもらう地位を勝ち取って、私たち女性は幸せになれるのだろうかと考えてしまいます。
しかし今の世の中「結婚」もかなり大変そうです。社会の中だけでなく、家庭という場所にもコスパを求められる世の中になってしまいました。
教育も学費がかかり、家庭内でも食費がかかり、お金だけでなく時間もかかります。常に費用対効果を考え、効率よく生きるのであれば、どなたかが言っていたように「一番コスパがいいのは死ぬこと」ということになりそうです。
男性はそれこそ社会では常に競争にさらされ、効率よく働くことを求められます。その考え方に染まってしまえば、自分の彼女、自分の奥さん、自分の子供に厳しい目で見てしまうでしょう。俺は外で働いているんだと声を大きくして言いたくもなるでしょう。
そしてなるべく自分の労力を使わないようにエネルギーもお金も節約したくもなります。自分の彼女に労力を使ってしまったら、その見返りが欲しくなってしまうのです。労働したらお給料がもらえるように、彼女に労力やお金を使ったらそれ見合う何かを求めてしまいます。けれど彼女に見返りなんか求めたくない。そんなことはしたくない。だからこそ、男性は割り勘にしたいし、極力自分の労力を使いたくない。
そうなったら女性はどうしたらいいんですか?だまって自分の分は支払い、自分で運転して、自分で料理して、自分で家事をして、自分で子育てして、自分で親を介護してそして一人で死んでいけばいいんですか?
女であることに価値が無くなり、すべて自分で生きていかなければならない世の中になって、そういう世の中で女も男も幸せになれるんでしょうか?
若い子は男性が自分にお金を使ってくれなくても、何もしてくれなくても別れたくはないそうです。一人にはなりたくない。その心の奥底には何があるのか考えてしまいます。
どうして別れないの?と聞くと「情があるから」と答えるそうです。もう好きという感情も何かに期待することもないけど、「情」がある。
その「情」の中身は何ですか?