シクスト・レスカーノという男
割引あり
今回は
シクスト・レスカーノを取り上げていきます。
1953年、プエルトリコで生まれたレスカーノは
セルナドカリエホ高等学校を卒業した1970年、
ミルウォーキー・ブルワーズと契約すると
4年後の1974年9月10日、
メジャーデビューを果たしました。
身長179センチ、体重78キロと決して大きくない
体格ながら
独特のクラウチングスタイルからフルスイングする
打撃で1975年から5年連続で100安打を記録し
1979年には打率3割2分1厘、28本塁打、
101打点をマーク、
さらに外野の守備では強肩も評価されて
ゴールデングラブ賞を獲得したほか、地元記者が選ぶ
ブリュワーズの最優秀選手に選出されるなど
翌1980年シーズンまで
コンスタントに活躍したスラッガーは
その後、カージナルスやパドレスなど
転々としていた1987年、
突然、運命の歯車が動き出します。
横浜に新しく就任した古葉監督が
前年126試合に出場し、打率2割9分1厘、
14本塁打、75打点と
活躍を見せた助っ人ダグ・ローマンを評価せず
オープン戦で不振だった事も相まって
ファーム行きを
命じていました。
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