日米野球で王さんも全打席三振の魔球!キャッチャーも投げだした!俺だって取れない!バックネットに聞いてくれ!ニークロ兄弟 ジョー・ニークロ フィル・ニークロ
おはようございます。今日、取り上げるのは、
ナックルに人生をかけた兄弟愛。ニークロ兄弟です
https://www.youtube.com/watch?v=y5YQHjiiAZE&t=101s
不規則に揺れながら落ちる魔球で
メジャーリーグ通算318勝を挙げた兄で
史上最高のナックルボール投手フィル・ニークロ。
セミプロのナックルボーラーだった
父と少年時代にキャッチボールをしながら
ボールの縫い目が打者に見える無回転の
ナックルボールを習得しました。
球が少しでも回転すると、どちらに曲がるか
打者にヒントを与えてしまうからと、縫い目に
指をかけずに投げるナックルを徹底的に
磨き上げました。
「現代の魔球」ナックルボールの上手な投げ方を
よく尋ねられるが、すべてをナックルにささげることだ。
カーブもスライダーも忘れてナックル、ナックル
24時間ナックルのことだけを考えろ。
試合中ナックル投げ続けるわけだから」と。
フィル・ニークロが投じるナックルの変化が
驚異的であるため、相手チームから
「紙やすりでボールに傷を付けているのでは」と
疑いの声が上がりました
ある試合中、フィル・ニークロに審判が駆け寄り
ポケットを調べると一枚の紙切れが出てきて
こう書かれていました。
「俺は紙やすりなど必要とするレベルの投手ではない」と。
ナックルボールは弟ジョーニークロの投手生命も救いました
スライダーが決め球のジョーは
6年目の途中に成績不振で解雇されますが
兄が2年にわたって魔球を伝授。
ナックルボーラーとして復活したジョーは、
その後43歳まで現役を続け通算221勝をあげて
一流投手の仲間入りを果たします。
ただ、兄同様に反則行為を疑われた弟は、
チェックを受けた際にズボンのポケットから紙ヤスリが
出てきて、10日間の出場停止を受けました。
ひじや肩への負担が軽いナックルボーラーゆえに
兄弟そろって40歳すぎまで投げ続けて
兄フィル・ニークロは、48歳で引退。
ナックルボールはキャッチャーも取るのが
難しく、盗塁されることが多くなったり
球が遅いので、バットにあてられることが多く
フィル・ニークロは
フィールディングも磨きあげ、
ゴールドグラブ賞を5度も受賞したのでした
インディアンスのサンデーアロマー捕手は
ナックルボールを捕球する感じはどんな感じかと
記者に質問された際に
俺に聞いても無駄だ、あんなもの取れない
後ろに逃がすだけだからバックネットに聞いてくれ
と答えました。
日米野球で来日した際には王さんと2度対戦して2三振。
さすがの王さんも魔球にはタジタジだったようです
いまもターナー・フィールドにはニークロの銅像や
永久欠番「35」の記念碑が建っていますが
24年間の選手生活で一度もワールドシリーズに出場することが
出来ませんでした。
弟ジョーニークロは2006年10月27日、脳動脈瘤のため
61歳の生涯を閉じましたが
息子のランスニークロがメジャーリーグの選手として
親子メジャーリーガーとなりました
ナックルに人生をかけて
兄弟で合計539の白星を積み上げたニークロ兄弟。
いかがでしたでしょうか?
いやー野球って本当に面白いですね!
アイラブベースボール!
ご視聴、ありがとうございました。
これからも頑張って更新していきますので
チャンネル登録よろしくお願いいたしますね!
それではまたお会いしましょう!