【エクトル・ルナ】誰もが認める高い打撃技術を持っていたもののMLBで開花しなかった巧打者は来日すると覚醒 真面目な性格もプラスとなりジャパニーズ・ドリームを掴んだ助っ人ドミニカン
おはようございます。
日本で戦うために、海を渡ってきた
愛すべき助っ人たち。
今回は、エクトル・ルナを
取り上げていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=JAKkBau4G9M
1980年、ドミニカ共和国モンテ・クリスティ州に
生まれたルナは
リセオ・ホセ・マルティン高校を
卒業した1999年、アマチュアFAで
クリーブランド・インディアンスと契約すると
バレーボールで母国の代表候補になった事もある
身体能力を生かして2001年、
1Aコロンバス・レッドスティックスで
66試合に出場し打率2割6分6厘、3本塁打、23打点の成績を
残しました。
2002年のシーズンオフ、
有望な選手が十分な活躍の場を与えられず、
マイナーチームに閉じ込められてしまうのを
防ぐ制度、ルール・ファイブ・ドラフトで
タンパベイ・デビルレイズに移籍すると
翌年再びルール・ファイブ・ドラフトで
今度はセントルイス・カージナルスから
指名を受けたのです。
2004年4月8日、ミルウォーキー・ブルワーズ戦の
スタメンに1番レフト田口壮、
3番ファースト、
アルバート・プホルスとともに
7番セカンドに名を連ねた右打者は
メジャーデビューを果たすと
3回に迎えた初打席でホームランをかっ飛ばしました。
衝撃のメジャーデビューを飾ったルナでしたが
その後は思うような成績を残せなかった事から
毎年のようにマイナーチームを転々としていた
2012年のシーズンオフ、
思いがけないオファーが届いたのです。
4番トニ・ブランコとの残留交渉が難航し
最終的にホルヘ・ソーサ、エンジェルベルト・ソトも
含めた3人の外国人選手が
まとめて横浜DeNAベイスターズ入りした事から
助っ人の緊急補強を迫られていた
中日ドラゴンズは、MLB13年間で9球団に在籍し
通算打率2割6分2厘、15本塁打、96打点の成績を
残していたルナに目をつけると
年俸35万ドルで契約を結んだ
身長187センチ、体重99キロの助っ人は
海を渡って来たのでした。
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