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観劇感想

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ミュージカルを観劇した感想
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記事一覧

ミュージカル 『SIX』 日本キャスト版 2025-02-08

来日版に続いて、日本キャスト版ミュージカル「SIX」をEX THEATER ROPPONGIにて観劇した。 日本キャストソニンさんを中心に、既に知っているキャストさんたちをなるべく観られるようにこの回を選んだのだった。 来日版キャストはSIXのあの衣装を着ていない状態を知らないからというのがあった。 この日本キャスト版では、見たことのある人たちがSIXの聖闘士星矢のようなド派手な衣装を着て舞台に立ち、それを実際に目の当たりにすると普段とのギャップに衣装の煌びやかさが際立つ

ミュージカル 『SIX』 来日版 2025-01-26

EX THEATER ROPPONGIにて、ミュージカル「SIX」を観劇した。 来日版の東京千穐楽。 会遇SIXを知ったのは、1年ほど前にSpotifyのミュージカル関係のどこかのプレイリストを聴いていた時だった。 前後の曲とは異なるモダンなポップソングで、プレイリストにポップスのアーティストの曲が紛れ込んだのか、それともジャンルが多様化した最近のミュージカルの曲なのかよく分からず、異質で耳に残った。 そのまま調べたところ、ヘンリー八世と六人の妻を題材としたミュージカルで

Les Misérables 2025-01-05

Les Misérables レ・ミゼラブル2025-01-05 帝国劇場 最も有名と言っても過言ではないので今更どうこういう必要が無いのだが、sung-throughでほぼ歌だけで構成されているので、ずっと歌いっぱなしでジェットコースターとまでは言わないけれどテーマパークのアトラクションのような勢いがある。あの長い物語と沢山の人物を凝縮していて、次から次へとスムーズに場面と時間が変わっていく。 楽曲や脚本はもう変わりようがないだろうけれど、個人的には間や緩急、溜めや余韻

ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2025 2025-01-05

NEW YEAR'S MUSICAL CONCERT 20252025-01-05 東急シアターオーブ スケジュール調整が大変な時期だけれど、運よく空いていたので行ってきた。Defying Gravityが主目的。 前半パートは古典的な楽曲。知らなくても耳にしたことはあるという曲が多いのではなかろうか。 後半パートは俳優さんが実際に舞台で歌ってきた思い入れのあるだろう楽曲。おそらく日本人向けに選曲されているので、我々ミュージカルファンにとってはこちらのほうも馴染み深い曲ば

ブロードウェイミュージカル「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」 観劇 2024-10-06

ブロードウェイミュージカル「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」 を観劇した。2024-10-06 銀河劇場。東京公演千穐楽。 映画版は既に観たことがある。Hamiltonを先に知ってその流れで。舞台はこれが初めて。 映画を観て思っていたことHamilton: An American Musical は、アメリカの歴史についての教養があって、さらにアメリカの文化に触れて育った人でないと理解が難しい、つまりブロードウェイの高いチケットを買って観にいける裕福層向け

劇団四季 ライオンキング 観劇 2024-09-07

ミュージカル「ライオンキング」を観劇した。 2024-09-07 17:30 有明四季劇場 子供の頃、舞台を観に行った記憶がある。 親に連れられて行ったのか、学校かなにかの行事で行ったのか定かではなく、演目の名前も内容も何一つとして覚えていない。ミュージカルだったのかストリートプレイやバレエの類だったのかすら覚えていないが、部族的な衣装を纏った人々によって演じられていたことだけは覚えている。 大人になってから、あの舞台はライオンキングだったんじゃないかと考えていたが、よう

RENT東京公演千穐楽 やっぱりリピートだと進研ゼミでやったところ状態でリプライズから伏線からアンサンブルまで最高に楽しめた Seasons Of Loveちゃんと一緒に歌えたので毎日サントラ聴いててよかった

日米合作 ブロードウェイミュージカル「RENT」 観劇 2024-08-24 ソワレ

日米合作 ブロードウェイミュージカル「RENT」を観劇した。 2024-08-24 17:30 東急シアターオーブにて。 前置き ミュージカルはよく観るようになったが、RENTを観るのは初めて。 私は音楽から演目に興味を持つことが多く、RENTもその一つだ。好きな女優さんである Idina Menzel からRENTに辿り着き、サウンドトラックを聴き、それから聴きとれる大雑把な内容は知っていた。 全体を通じて マイノリティや貧困、不治の病を抱える弱者たちの話。 80年