ゲストハウスっていいよね、っていう話。
こんばんは。2回目のどこにも行けないゴールデンウィーク、旅が生き甲斐の私にとってはうずうず、辛すぎる毎日です。写真を見て思い出に浸りつつ、今回は私の大好きな、ゲストハウスについての思い出し旅行記を綴ります。
私のゲストハウスデビューは、大学1年の時に友人と2人で行った四国旅行、直島のゲストハウス"くるむ"でした。
旅人のブログやエッセイなどから、ゲストハウスに憧れる気持ちはあったものの、やはり少し怖い気持ちもあり、女性専用のゲストハウスを選びました。
室内は、女性専用ということもあり拘りのある可愛らしい空間。4年前のことなのでうろ覚えですが、オーナーの女性も「好きに使ってね〜」と案内してくださり、心地よい雰囲気と緩さだった記憶。オーナーさんに夕飯のオススメを教えてもらい、少し歩いたところにあるオシャレなbarへ。
旅先の地ビールとか地酒とか、ご当地ものってめちゃくちゃテンション上がる!そしていつもより気持ちよく酔っちゃうあるある。
ご飯も美味しく頂き、ほろ酔いながら明日のスケジュールを立てたり荷造りをしていると、またひとり、またひとりと増えていって共用のキッチンスペースで女子会が始まりだす。
同じくらいの年齢の大学生の女子7人くらいで、軽い自己紹介とか、大学で何を学んでるやら、直島のおすすめスポットやら他の島や旅の話やら、、、
早く寝るつもりが盛り上がってしまい、結局遅くなってしまったね、という記憶。
ただ同じ島に観光にきて、偶然同じ宿を選んで。また明日違う場所に旅に出るのに、少しの時間を共有することで何かが繋がる。ただのホテルだったら、ご飯たべてダラダラ語って寝て起きるはずなのに。それはそれで良いのだけど、今晩はじめて宿で出会った人と楽しい時間を過ごし、新たなご縁があったり新しい旅先や興味に繋がるなんて、と、ゲストハウスって楽しい!素敵!と初めて思った夜でした。
ここからゲストハウスの魅力を感じ、一人旅の時はもちろんのこと、友人と旅をするときはゲストハウスを提案するようになりました。海外でも出来ればゲストハウス、ちょっと心配があればドミトリーは辞めても共用スペースがあるところを選ぶようにしていました。
(金銭面や清潔面の価値観からゲストハウスを良しとしてくれる友人も、選ぶのだけれど。付き合ってくれる友人に感謝です、♡)
ゲストハウスといえば、どんなイメージを持つでしょうか?
安宿?
ケチった宿?
貧乏旅行?
治安が悪い?
私も、宿泊先を両親に伝える時
「ケチらずにもっと安全なとこ泊まりなさい!」
と言われたことがあります。
正直、個人のスペースはベット1つだけだし安全性は個室のある宿やホテルに比べたら大幅に劣ると思います。トイレやシャワーも共用。また、ベットだけが個人のスペースなので生活音や話し声はまるまる聞こえるしプライベート空間は確保できないに等しいです。
でもそれ以上に、ゲストハウスには楽しい空間や時間を得ることができるし、私はそれ"が"いいと思って選んでいます。また、そこに集まるゲストも同じようなものを求めてやって来る人が多いんじゃないかなぁ、と思います。
鹿児島のゲストハウスに宿泊した際、一人旅をしていた大学生の男の子と出会い、行きたい場所が一緒だったのでその子と次の日も行動し、夜はゲストハウスの宿泊客8人ほどでお酒を飲みに出かけました。彼は、その日までゲストハウスに泊まっていたにも関わらず、曜日の関係かあまり人と関わることなく寂しい思いをしていたそう。酔っ払って、「これが俺の求めてたゲストハウスの出会いだわ〜」と言っていましたが、
そうそう。求めているのはこれなんだよね。
そして、大好きなのがゲストハウスに置いてあるけノート。読むのも大好きだし書くのも大好き。こんな思いで旅してるんだ〜、この人の旅はどうなったかな、この人会ってみたかったな、とか。見たことも会ったこともないけど、同じ宿に留まった人への想像を馳せることができるものです。
私も書く時は、そんな風に後に読む人がいてくれたらいいな、と思ってペンを握ります。チェックアウトの時間が迫っていようと、バスの時間がギリギリであろうと一言でも書きたいと思います。笑
旅の思い出にプラスαしてくれる、ゲストハウス。
思い出すと、温かい気持ちになるところばかりです。
結論。
ゲストハウスって、いいよね!!!
オススメのゲストハウスがありましたら
全国どこでも、教えてください。♡