奄美大島、フリーアコモデーションという働き方。#2
奄美大島の民泊施設でのヘルパーを経験させて頂き感じたことは、日常を丁寧に生きることの大切さ。
旅にでて感傷的になるといつも感じることではありますが、日常も大事にして一生懸命生きなければな、と。
旅をして1日ヘトヘトになるまで動き回った日も、
特に何もせず携帯を触って過ぎてしまった日も、
ただ仕事をして帰って寝るだけの日も。
どれも自分の長い人生の中のうちの1日なのだけれども。
仕事をしている日は、あ〜〜はやく終わらないかな、と思いながら過ごしてしまいますが、旅をしてたり心を満たされ楽しい時間はあっという間に過ぎます。なんだか、不平等に感じるというか。
旅をした日のように目的を持って過ごし、満足感で眠りにつきたい、とは思うものの、中々難しいもの、、、
そう思ってからというもの、あ〜〜仕事早く終わらないかなと考えて過ごすより、何か一つでも楽しいことや素敵なことを見つけようと思って仕事をするようになりました。社食のおかずが美味しかったとか、この前指摘されたことが今回は上手くいったとか、上司のこうゆう視点さすがだわ〜とか。めちゃくちゃ小さなしょーもないことでも、日常を少し面白くしてくれます。また、それを家族や彼に話しシェアすることでハッピー2倍。今までは忙しい、辛い、と思ってしかいなかった私にとっては、とても大きな変化でした。
日常の視点をちょっと変えることで、ちょっと×2倍くらいハッピーになれました。仕事のしんどさは÷2くらいになったと思います。
もうひとつ、心に残ってこれからも自分のなかで大切にしていきたいと思ったこと。
奄美大島には、"ゆいのこころ"(結の心)というものがあることを女将に教えてもらいました。相手に何かをしてもらったら、自分も何かお返しをする、つまりgive & takeということ。人間としてあるべき姿ではあると思いますが、それに、名前をつけて風潮とされているのが、奄美大島らしくとっても素敵だと思いました。
物と物のgive & takeだけでなく、気持ちのgive &takeも "ゆいのこころ"として大切にしていきたいなぁ、という気持ちの記録。
ヘルパーをさせて頂いた宿のオーナーは、私の最後のヘルパーの日、一緒に黒糖焼酎を飲んだ時に「(私の名前)ちゃんには、絶対に幸せになってほしい、頑張れよ!!!!」と酔っ払いながら言ってくれました。家族や友達でもなく、ただ短い間お手伝いをさせていただいただけだったのに、そんなことを思ってくれて本当に胸がいっぱいになりたした。本当にこの宿と、ここの方達とご縁があって良かった。こちらこそずっとずっと宿のことを応援しているし、宿のオーナーと女将も、ここに宿泊や食事に来るゲストさんも、私のようにお手伝いするヘルパーさんも、この宿に関わるみんながみんな幸せでありますように!と心から思います。
この思いを、この期間の思い出を糧に、
まだまだ私は頑張れそうです☺︎
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