ルート ダウン
今から20年ぐらい昔のはなし。
当時の福井のクラブミュージックは
思い起こせば繁華の極みにあったような。
(ごくごく個人的に)
ほんとぎゅうぎゅう詰めで100人ぐらいまでのクラブを
UFO,松浦俊夫さん,DJ Krush,
Chikashi Nishiwakiさん,
Gilles Peterson,jazzanova,Jazztronik等の方々が
溢れさせた時代。
(TOWA TEIさんがきたら、福井の大きくないクラブに1000人以上集まった 時代)
聞いたことないかっこいい音楽に痺れ
これはギターを弾いてる場合じゃない!!
ギターを唯一忘れた
僕にとっての
愛すべきほんの少しの青の時代?
そんなちょうど20年前、
思い起こせば、よい機会と勢いで
ユーロ圏をひと月ぐらい旅してました。
クラブ?で朝まで音楽を聴いて踊って、
始発電車に乗って寝て
(ユーレイルユースパスを買ったのでなるべく遠くまで往復して)
夜になったらまたクラブへ、
みたいな日々、、。
クラブといっても
港町ハンブルクの倉庫や、
ベルリンの船上、廃ホテル、廃校,
スイス近くのフライブルクの古城、
そしてパリ、アムステルダム、ローマ等
めくるめく日々でした。
(一月で7kg痩せました)
成り行きで人形使いの方とライブしたり、
公園の小さなピラミッド?みたいなところで
フランス人の仲間の口琴に酔いしれたり、
いささか怪しいマナーの伝授、
ギターを背負って夜の森の中を彷徨ったり、
ローマの駅で男の人に口説かれたり、
クーピー(かわいい響き)?に行こうと誘われたら
ハードコア?なパーティーだったり、
そしてまたギターを弾いたり。
音楽がすきで
当時のクラブジャズの熱気に焦がれて
出会えた幾重もの時間。
そして、
あの時聞いて感動した音楽や日々が
今の礎になってるなーと思い返した今日この頃です。