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資金調達は実際のところどうだったのか

皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。
こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!

株式会社オンリーストーリー代表の平野が、『ここでしか聞けない社長の裏側』をテーマに経営やBtoB営業、個人的な関心事について話していきます!
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今回は・・・
第11回「資金調達は実際のところどうだったのか」の内容についてです!


今回のテーマ

はい、ということで今回なんですけれども!よく経営者の方から聞かれる質問の1つとして、「自己資本の経営から資金調達してよかった?」って結構聞かれるんですね。なので、そこについて今日は話していければなと思います。

というのはですね、僕たちの会社って創業してから6年くらいエクイティとか出資とかを一切受けずに「自己資本経営」をずっとしてきていて。そこから3年半ちょっとくらいの期間で3回くらいエクイティの調達をしているという形で、ある意味その両面を知ってると言いますか。そういったタイプの会社経営者だからこそよく聞かれる質問としてどうだったか?ってところをよく聞かれるので話していきます。

資金調達の良し悪しは「4つの象限」で捉える

結論、持論なんですけど僕がすごく思っているのは、資金調達をしているかしていないかって、良い悪いの縦軸じゃなくて横軸だったなっていうのが、個人的な一番大きい持論といいますか、純粋に感じている感情です。

ういうことかと言いますと・・・
例えば調達をしていない・うまくいっていない象限だったりしますと、お金がなくて先行投資がなかなかできていなかったりしているので、ちょっとこうリビングデッドっぽい状態であって。このままやっていてもなかなか面が取れなかったりするし、そうするとなかなか受託から自社サービスとかで攻めていくのも難しかったりするし、、、みたいな。

たぶん、そういう状態があって、例えばじゃあその中で調達をしていくと、調達の中で良い象限、仮にこれを右上とした際に、そうすると調達資金を元手に投資をして時間を買えた。実際にいい人材を採用していくことができたり、自社サービスを作ることができて、それでユーザーを集めるところに対して、面を抑えることができたとか。そういうことができたりします。

すごい大事なのが、今のって、良い悪いを縦の象限として、上を良い、下を悪い。調達のあるなしで、右が調達あり、左を調達なしとした際に、左下の象限から右上の象限で話したので、このストーリーって一番「調達してよかったですね」「調達すごいですね」のストーリーとして成り立ちやすいなと思っています。

ただ、実際には右下の象限と左上の象限がありますよねってところが結構大事な話だなと。

例えば、調達でできるできないっていうのを抜いたとして、迷っている経営者さんもいっぱいいたりする。少なくとも僕の場所には相談きたりするんですけど。その時にあるのが、調達したら経営の自由度がなくなっていったり、なんかめっちゃ株主と揉めたり、なんだかんだ詰められていったり。そういう話を聞いたり・・・。

なんか自由度も無くなって、経営スタイルも変わって、毎回報告もしなきゃいけなくて・・・みたいな話とか結構あるなと思って。

じゃあ実際にそういうのがないのかっていうと、たぶん普通にあると思うんですよ。世の中一般的に。なので、それって調達はしたが悪い象限として右下にあると思ってるんですね。なので右下はそこ。

逆に左上の象限ってどこかっていうと、調達はしてないんだけど良い象限。ここだと自己資本経営でやっている分、いろんな事業とかをすごいスピーディーに作っていたり、報告責任とかもなくやっていたり、自由度高くやっていくことができて。例えば、DMMさんとかもそうだったりするかもしれないですし。そこでいて良い会社さんとかもたくさんあったりして。

そういう話から見ると、「やっぱ調達しないほうがいいよね」っていう話だったりします。

すごい話を聞いていて思っているのが、いろんな経営者さんと触れ合うことができる立場だからこそ、「調達がいいよね」って言っている経営者さんは、右上の調達の良い象限と、左下の調達なしの悪い象限の比較をしているケースが多く、「やっぱ調達しないほうがいいよね」って言っている経営者さんは、左上の調達しないでうまくいった象限と、右下の調達して悪くなった象限とをいう傾向がある。っていうのをヒアリングする中ですごく学んでいうところかなと思っています。

なので、すごく調達するって上で大事だなって思っているのは、当たり前なんですけど、良い調達や合う調達をするようであれば、上に行くのであれば良いと思いますし、逆に下に行くのであればそれはあんまり良い調達にはならないのかなっていうのが1つと、あくまで当たり前なんですけど、調達は絶対にゴールでもないですし、調達をしたからすごいとか、調達額が大きいから偉いとか、そういうのは一切ないかなと思っています。

オンリーストーリーのケースは?

僕らも何度か調達させていただいていて、今収録時点で26億円くらいしていますけど、それがあったら事業はすげぇうまくいってて悩みもなくて、どうなのかというと、全然そんなこともないですし。ただ1つ言えるのは、僕らに出資している株主とか投資家の方々は、結果的に僕らにとっては合っていたりすごい素敵な方々だったなと純粋に思っていまして。

なので僕は右上の象限のほうに結果的にいけたので、課題はまだ3000個くらいありますが、少なくとも上に上がった度合いが高かったのかなと思っているので、僕にとっては調達して良かったなと思えていますが、全体感としてはどうなの?って時には、それによってうまくいくケースもいかないケースもどうようにしてあるなっていうのを僕が思っているところだったりします。

実はこんなことをしていた・・・?

最後に、良い調達をするためにっていうところで参考までに。
僕がこんなこともしていましたっていうのを思い出したのがありまして。

僕らの目線で、どんな投資家の方に入っていただきたいかっていうスライドを1枚作ったんです。それがどれだけ寄与したのかっていうと、ちょっとわかんないです。そういうものを作っていたり、あと株主会の前にも、「僕らはこういうスタンスでやりたいです」みたいなスライドを作ったりしました。それですごい効果があったかったいうと、やっぱりわかんないです。

全部説明ができていたり、納得ができていたり、それのスタンスができたりってことはないんですけど、参考までにそんなことはしましたってところはできるかなと思っていまして。

例えば、僕らだったらどんな投資家の方がいいのかってスライドの1枚目って、うちの理念への理解と尊重を評価っていうところで。

僕らは「つよいい会社」を作りたい・作るっていう想いがあるので、つよ悪い会社でもいいから炎上したり迷惑かけたりしてもいいから、じゃあ時価総額さえ上げればいいんだっていう目線は僕らとは違いますよね。

一方で、良いことさえやっていれば別に数字なんてどうでも良いからさ、っていうのも違かったりするし、っていうのが僕らの考えですよ。なので強いい投資家を求めますよっていうのを伝えさせていただいてたり。

逆にいうと、金額感を出せるかっていうステージの一致感とかっていうのも、良い調達や良い方とのマッチングの上でも僕らも大事だと思っていましたし、バリュエーションへの納得っていうのが3番目にきていますね。これはうちへの評価ってところだったりですとか、あとは担当者の方がどれだけの優先度を持ってやっていただけるかっていうところとか。

いくつかそういう章があって、そういうスライドを作っていました。

もし興味ある方がいたら連絡くれればと思うんですけど。
そういうものを作ってるので、調達してその後事業がうまくいくかいかないかっていうところは、本当に今ベストエフォートするべきだと思ってますし。

ただ、その中でも1つできることとして、横の象限から右上の象限に行くために、1つそういった形で最初の段階で期待値調整をしていったり、こういうところを僕らは求めます、こういうの嫌です、みたいなところを伝えるのは、右上の象限に行くために大切だったりするかなと思うので。1つの意見としてアウトプットさせていただければと思います。

では、こちらで今日の収録を終えさせていただきます。
ありがとうございました。



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それでは、12回目の記事もお楽しみに・・・!!

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平野哲也:オンリーストーリー代表
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