社長が採用時に1番見ている項目『3Q』とは?
皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。
こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!
今回は、第2回「社長が採用時に1番見ている項目『3Q』とは?」の内容についてです!
今日のテーマ
今日なんですけれども、僕自身が23歳で起業をして10年弱くらい経営をやっている中で意外とよく聞かれるのが、「求職者」とか「企業」にまつわるインタビューでもあるように、「採用とか求職者さんとの面談の時にどんな場所を見ていますか?」「どういう部分を重視してますか?」っていうのを良く聞かれると思いまして。
今日はそんなところについて話していければと思います。
3Qについて
僕が見ているポイントとして、1つ大切にしているのが「3Q」っていうポイントになります。これだけ聞くと、サンキューってなんやねんって話になると思うので、もうちょっとそこを掘り下げながら話していきますね。
3Qの1つ目は「IQ」、2つ目は「EQ」、3つ目は「AQ」となっています。
僕たちの会社は、「つよいい会社を作る」っていう理念があるので、その「つよいい」の部分を僕なりに落とし込んでいた際に実際に出てきた要素っていうのがココ(3Q)だったんですね。
- IQについて
まず、「IQ」は、よく知能指数と言われているところなのですが、通常のIQって偏差値がいくつだとか、学校の勉強ができるかっていうイメージだと思うんですけど、僕の中のイメージでのここにおける「IQ」は、成長の角度をイメージしていただけると近いかなと思います。
例えば、勉強でいうと10時間やって1上がる人もいれば、スポーツでも10時間やって1上がる人がいれば、2上がる人もいれば、10上がる人もいる。ここの成長の角度の部分を作るところを「吸収力」や「成長角度」と僕は「IQ」の表現をしています。
- EQについて
2つ目の「EQ」は、一般的には「感情指数」とか、エモーショナルな部分から取っている指数とか、心の知能指数と言われていたりします。僕の中でのここにおける3Qの定義としては、どちらかというと、一人のプレイヤーとしての優秀さだけではなくて、周りを巻き込む力とか、協調性の力を「EQ」として定義しています。
- AQについて
最後に「AQ」について、エイキューってなんやねんって話なんですけど、AQは逆境指数と呼んでいます。Adversity(逆境)のAなのですが、どちらかというと実際には、ビジネスにしろベンチャーにしろ、社会人にしろ企業にしろをやっていく中で、ハードシングスとか大変なシーンって結構あると思うんですよ。その時に、どれだけ耐えられるかの因子だったりするのかなと思っています。
それぞれを矢印でイメージいただくと良いかなと思うのですが・・・
「IQ」は矢印の角度を上げていく要素
「EQ」は矢印の線を太くする要素
「AQ」はこの矢印を続けさせていく要素
ここで大事だなと思うのが、それらの要素のうちの1つがなくなったら「ヤバい」のか、「成り立つ」のか。見るポイントとして成り立つか、必要不可欠であるかっていうポイントだったりすると思います。
では、IQがない人、EQがない人、AQがない人について簡単に話すので聞いてもらえたらなと思います。
IQがない人
EQがあるので、すごい良いやつだったり周りからは好かれていたりする。
AQがあるので、すごい頑張っていたり挫けなかったりする。
でも、なかなか頑張っていても成果が出なかったり、吸収性が悪かったりもします。
どうですか?皆さんの周りでもいたりしませんか?それがスポーツかもしれないし、勉強かもしれないし、仕事かもしれないです。では、そういう時に「何が問題なのか」というと、例えば、お客さんに対して「こいつすごい頑張ってて良いやつなんですよ」と。でも数字が出せませんでした、とか、商品やサービスとかでミスをして損害を出してしまいました、とか。でもそんな時に「EQ」と「AQ」があるからちょっと可愛がられて許される要素あるかもしれない。でも「IQ」って、勝つためにとか、オーバーラインするために結構大事だったり必要だったりする要素だと思うので、それは僕たちにとって大事だよねと捉えています。
EQがない人
IQがあるので、すごい優秀。めっちゃ仕事できるし頑張って努力してたりする。自分に厳しくもするのにすごい優秀です。
でも、例えばですが、店員さんへの態度がめっちゃ悪かったりしちゃう。
「すごい頑張って東大に行ったのに、なんで毎回人のことそんなに見下しちゃうの?」って言われちゃうタイプですね。人が嫌がるようなことがエスカレートしちゃうとパワハラになったりしちゃう。優秀なのかもしれないけど、それってどうなの?と。
こういう人たちがチームにいたりすると、チーム破壊になるかもしれないし、チームの人たちにとっての良いパフォーマンスをすることから遠ざかってたりするかもしれない。でもそれって本当にベストなんだっけ?と考えた時にどうなんだろう?となる部分なので、EQって大事だよねってなると思っています。
AQがない人
IQがあるからすごい優秀。EQもあるから人当たりも良くて好かれている。
完璧じゃないですか!っていう人なんですけど、例えば、LINEの既読無視で「あ...既読無視された...もうダメかもしれない...」とか。何か1つミスがあっただけで、「俺はもうこの中で生きていけない...」とかって考えちゃう。
経営にしろ恋愛にしろ、友達関係にしろ、世の中って基本的にハードシングスの荒波の中をどうやって船で航海していくのかが大事だったりする。その時にMPHPが1個で10の人が一発で8食うのか、3くらいしか喰らわないのか、もしくはそれが10じゃなくて100あったりするのかっていう。それがあると、逆境の時とかにも乗り越えてきたりするところがあるので必要だよねと思っています。
僕の中ではこの3つを見ていますし、この3つっていうのは、
矢印の角度、太さ、継続性という形で、実は相関しています。
つよいい人を採用するには・・・?
それぞれについて、本当はもっと喋れるんです。笑
3Qには段階がある
例えば、AQも5段階あって・・・
レベル1だとエスケープ
レベル2だと逆境の時になんとか耐えてサバイブする。
3つ目のコープは起きた問題に対してちゃんと対処する。
4つ目のマネージはちゃんと管理して解決しようとする。
AQがめっちゃ高い5だと、ハーネスと言われていて、
「え、ピンチはチャンスじゃん」みたいな感じ。
例えば、エレベーターが止まってしまったとしたら、
10階のマンションの階段登れて足腰めっちゃ鍛えられる!マッチョになったらモテるしめっちゃええやん!みたいな(笑)
それぞれAQにもIQにもレベル感があるので、その総合値が高い状態の人のほうが、僕らが目指す強くて良い会社「つよいい会社」においては理想ですし、僕個人の主観だけではなくて、世の中の社長さんの話を聞いてくる中でも相対的にみんなが求めていた要素としてあるかなと思ったので、今日はこれを喋らせていただきました。
流派もある・・・?
ちなみにですが、これは流派があってですね。
例えば、社長さんに「あなたの会社はどれを重視しますか?」と聞いた時に、うちはEQだよっていう社長さんは大抵、過去にEQでトラブっていたりとか、採用で苦戦したことがあったりとか。
僕はこれを「鏡測定」って呼んでいるのですが、間接的にその人が重視していることで、その人の過去の苦労やコンプレックスなどが全部出ていたりするので、その部分と向き合うと、その人たちにとっても良い学びになったりするんじゃないかなと思うので、参考までにお話しさせていただきました。
以上になります!ありがとうございました。
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