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「オンリーにゃんず」の活動について
はじめまして!「オンリーにゃんず」活動を主催している、ピノワルド工房と申します。ここでは、障がいや病気を持つ猫の活動「オンリーにゃんず」について語りたいと思います。
皆さんは猫にも障がいや病気があることをご存知ですか?またどんなイメージをお持ちですか?人間もそうですが、猫にも障がいや病気があります。中には片脚を失っていたり、真っ直ぐに歩けない子などがおり、「痛々しい」と感じられてしまう子もいます。
我が家にも「目の見えない猫」である「つむぎ」と「えん」がいます。二匹とも野良猫時代に鳥に襲われたようで、失明しております。ですがしっかりとした行動をし、家の中では不自由なくとても元気に行動しています。ですがそのような猫が野良猫のまま過ごしていたらと思うと、ゾッとすることがあります。
多くの障がいを持つ猫は、生まれた後の野良猫時代に、交通事故にあったり、猫風邪のまま治療を受けられずに失明したりと、過酷な外の世界を生き抜いた猫です。その後に飼い主さんや保護猫団体さんに運良く出会い、家猫という生活を送れるようになった猫たちです。そのような運良く救われた猫は、あまり多くないように個人的に感じます。交通事故にあい、そのまま命を落とした猫を何度も見たことがあるからです。
そんな私が願うのは、障がいや病気を持つ猫であったとしても、幸せに生きられる社会になってほしいということです。野良猫時代を厳しく生き抜いた猫に、そっと幸せを提供できる社会になってほしいと思っています。そんな現状をまずは知ってもらいたい!という思いで、この活動を行っております。
最近は猫を家族に迎える方も多いのではないでしょうか?多くの写真展も開催され、「猫は可愛い」という声も多く聞かれます。若い方の言葉を借りれば、「バズったり、映える」状況です。そんな人気な猫たちが多くいる一方で、障がいや病気を持つ猫たちは「痛々しい、見せないで」とごく僅かな誹謗中傷を受けることがあります。もちろん可愛いと言われることも多くありますが、なかなか表舞台に出せない猫仲間もいるのが実情です。またそのような猫たちを題材にした写真展をあまり聞いたことがないのが実情です。
猫も人間と同様、長生きをすればいろんな病気になったり、障がいを持つこともあります。それでも愛おしいと受け入れ、終生家族として全うする人が多い社会になってほしいと思います。決して野に放ったり、保健所に連れて行かれることのない社会になってほしいと思います。そんな部分も伝えることが、この活動のテーマの一つです。
少々長くなりましたので、この「オンリーにゃんず」のテーマを箇条書きにしてまとめます。
1、 障がいや病気のある猫もこの世にはいるけれど、猫は可愛いことに変わりないことを知ってほしい。
2、 人間も動物も年を取れば怪我をしたり、病気になる。障がいになることもある。
3、 たとえ障がいになったとしてもその猫の存在価値は変わらない。終生変わることはない。
4、 保護猫団体では障がいや病気のある猫の譲渡は敬遠されやすい。でも魅力について、まずは知ってほしい。
5、 命について知ってほしい。怪我をしている猫がいたら保護するきっかけになってほしい。
ぜひこの活動を知って頂き、いろいろな猫の魅力を知って頂けたら嬉しいです。この活動は2020年からこの活動を行っております。これまで年に一度、千葉県、愛知県、WEBサイトにて行ってまいりました。2024年は今のところ写真展を行えていませんが、来年はパワーアップする予定ですので、応援をお願いします。
2025年の構想は次のとおりです。
1、 オンリーにゃんず写真展を初の東京都内(原宿を予定)で行います。入場は無料です。
2、 オンリーにゃんず活動に共感するハンドメイドショップを行う参加アーティストを募集。参加猫をモチーフとした作品を製作してもらい、合同ショップ「オンリーにゃんずGOODS」(BASEサイトでオープン予定)にて販売します。売り上げの一部は、写真展の開催費に充てられます。
これに伴い、2024年11月より参加猫と参加アーティストを募集します。詳細は後日掲載しますので、たくさんの参加をお待ちしております。
2024年10月5日
主催者 ピノワルド工房 武山真人