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どうして女性ホルモンが病気になりやすい?その要因と対策
これまでのシリーズのおさらい
女性ホルモンは本当に足りなくなる?
女性ホルモンはエストロゲンというホルモンです。
足りないという症状と、過剰になっても起こる症状がなぜか酷似しています。
外因性エストロゲン作用物質とは?
エストロゲンは内だけではなく、外からも入ってきます。
それが外因性エストロゲン作用物質と呼ばれる化学物質です。
そのうちの一つ、BPAについて紹介しました。
女性ホルモンと病気の関係は?
エストロゲン過剰が関連する病気について紹介しました。
がんや難病など様々な病気に関わっています。詳しくはこちらの記事で解説しています。
内因性エストロゲンの問題
エストロゲンはホルモンです。身体の中で作られるはずなのに、どうして過剰になることで病気との関連があるのでしょうか。
身体は進んで病気になることは、本来ならしないはずです。
実は身体の中で産生されるエストロゲンには様々な経路があります。
一般的にエストロゲンは、卵胞や卵巣などで産生されるとされていますが、
実際には他のところでも産生されるのが確認されています。
また、女性では閉経すると、エストロゲンが作られなくなると言われています。
しかし、他のところで産生されるエストロゲンに年齢や性別は関係ありません。
その理由を見ていきましょう。
エストロゲン過剰が病気を引き起こすメカニズム
エストロゲンは本来、女性の生殖機能の維持や女性らしい身体を作るホルモンです。
そのため、適度に分泌されているのなら問題はありません。
何度もお伝えしているように、エストロゲンが過剰になることが問題となります。
ここからは長年健康情報を見続けている私が、多くの文献をもとにメカニズムと対処法を紹介していきます。
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