五月、「あつまれ どうぶつの森」が立ち上がる①（あごぶろぐ）
五月だ。自分は最近めっきりとポケットキャンプのほうをやらなくなった。もともとアレは無人島生活に向けた一種のトレーニングとして始めたものだったから不思議ではない。そして、だからといって無意味でなかったのも確かだ。ポケ森で培った筋力……捕獲力、レイアウト力、キアイ、胆力、キアイ……あらゆる要素は血肉となり、今の生活をちゃんと支えている。地べたに座っている住人の姿を見る度に、あのゲームを思い出すだろう。だが、欲を言えば自分も地べたに座りたい。BoWでも地べたに座りたかった。地べたに座る方法を追加してくれ、NINTENNDOU...。
・日々が流れていく
５月に入ってからいきなりのメーデーイベントだ。メーデーというのは労働者のための祭典らしいが、なぜか迷路をやらされる。自分はウィキペデァイなどでメーデーについて調べてみたが、どこにも「労働者のために迷路を用意して楽しませる」みたいな記述はなかった。たぬきのやつは何を考えている？ 働き詰めでおかしくなったのか？ あいつがまず休むべきだ。
迷路自体は簡単だ。手ぶらでスタートし道中に素材が落ちているので拾い集めて斧やスコップを作り、障害物を破壊して進んでいく。
どうぶつの森amiiboフェスティバルのミニゲームには「無人島脱出」というものがあり、自分はそれを思い出した。無人島脱出は村人と三人の動物カードを使って素材を集め、道具を作って脱出するシミュレーションゲームだ。これは子供だましのミニゲームじゃなく割りとやりごたえがあったし、今思い返すと素材を集めて道具を作るのはあつ森のアーキタイプ感もある。
昔は電車とかでこいつと会話するのがすべての始まりだった。こいつとの会話一つでむらびとの顔パーツが決まってしまうほどにこいつの影響力はデカい。とりあえずメーデーが終わるとみしらぬネコとはお別れだが、また会えるのだろうか？ 純喫茶「ハトの巣」みたいな施設をまた追加して、こういう行事ともあまり関係しないフワフワしたNPCのたまり場とかになってほしい。だが、そもそもこいつはどこかひとところに居着いたりしなそうな雰囲気もある。
シカ型のどうぶつは確かとび森からの追加で、自分はあまり縁がなかった。ブルースはポケ森を除くと自分の中で初めてのシカだ。こいつは学ランを着こなしていて、めちゃくちゃカッコいい。自分が持っていた学ランのカラバリは、ぜんぶブルースに渡した。
マイデザイン枠がすでに枯渇しているゆえにあさみのパターンを重宝している。ここは二階の「リンゴの部屋」だ。アゴッチ島の特産がリンゴなのと、自分がフルーツの中で一番にリンゴが好きだから作った。部屋の全景をなぜか撮影していないが、この部屋にはリンゴのラグやパターンが散りばめられていて、目が痛い。あまり落ち着かない部屋だ。
この写真は……なんだ？ この写真がどういう写真なのかについて記憶をたどる時間が必要だった。これは小物としてダンボールが売り出されていることを喜んでいる、その記念だ。商店で売っている小物枠は無限に買える。つまり、金さえあれば無限ダンボールも可能ということだ。自分はダンボールのDIYがしたくてたまらなかったので、この日に集中して作った。
少々作りすぎて地下がたいへんなことになった。
ダイナーだ。じょじょに家具が集まってきている。三月時点の画像と見比べるとシステムキッチンのおかげでかなり雰囲気が増している。プロテインシェ＾カーもいい家具だ。今作はあまり食べ物、飲み物の家具が無いからこういう変わったやつも重宝しそうだ。
裏市場とかに行って「ダイナー……交換するよ……触れるよ……」みたいな商人にコンタクトを取ればダイナーシリーズはすぐに揃うのかもしれないが、自分は今のこの継ぎ接ぎ感を気に入っている。逆に揃っていないほうが真に迫る可能性もあるからだ。
ダンボールがかなりスッキリした。意識して断捨離したというわけではなく、ここにあったダンボールたちはたぬき商店の裏側へと独りでに移動していった。夜な夜な。
宝条まゆの服を着たきんぞうだ。昔から気になっていたがこいつの耳の変色はなにか変な果物でもかじったんだろうか。イギリス地方に生息するヤドンがそんなんだったような気がするから、きんぞうもそうかもしれない。
自分は今作でシリーズにおいてほぼ初めて、amiiboでの住人の起用へと踏み出した。これは男女ともに一人ずつまでと定めており、一人目がナイルで、二人目がビンタだ。当時は住人がいっぱいだったので、ビンタと同じ性格であるきんぞうとのトレードとなった。交換の場合にどういう会話になるのは知らなかったので、自分は神妙な面持ちで見守っていた。きんぞうとビンタで、ラップバトルなどで勝敗をつけることになったら心が痛む。だが、それは杞憂に終わったので胸を撫で下ろした。
ナイルもビンタも猫だが、別段ネコが一番好きというわけではない。単純にこれまでの作品で呼んでみたかったキャラクターを男女一人ずつ挙げたら、この二人だっただけだ。だが、ネコは好きだ。amiiboを持っていないため呼ぶことができないが、ジンペイもネコだ。自分はジンペイが好きだ……。
五月上旬に海岸沿いの町がとりあえず落ち着いてきた。原案では海賊の根城をイメージした島の予定だったが海賊家具が無さそうなのでボツとなり、辛うじて海岸のイメージだけ残った。この周辺には洋風の外観の家を持つ住人たち……つまり、アゴッチ島の半数以上が集まる。奥はリンゴ園だ。
住人はめいっぱいなので特に呼ぶことはできないがamiiboでこれまで縁があったり、なかったりする住人たちを呼んで接待し、言葉を交わした。画質向上の影響なのか、やけにコグマたちが丸々として見える。
ブルースが旅立つことになった。四月の半ば頃に呼んで以来なので、半月くらいの付き合いとなった。こういう男と、ウェットな友情の確かめ合いをするべきではない。野暮というものだ。ただ一言、別れのアイサツだけでいい。さらばだ。
ビンタが引っ越してきた。こいつの家は今は無き……というかもくせいシリーズのリメイクに統合された青い家具シリーズがメインとなっている。ねこ草もある。青い冷蔵庫とコンロも羨ましいが、自分は未だにビンタの家以外では見かけていない。
ブルースの後任騎士を見つけるために離島へと旅に出た。こいつはさっちだ。こいつはすごい目と口をした猫だ。今のところ、自分の島はすべての性格をバランス良く、かつ男女比を同じに保っている。バランスだ。そのために自分はかなり悩み、たぶん１５分くらいはこの石の周りで悩み続けていたが、最終的に帰宅した。
二つ目の島で見つけたのはヤマトだ。ヤマト……大和男子のことであり、宇宙戦艦ヤマトのことでもある。こいつのカラーリングは完全にヤマトであり、仮面ライダースナイプ シミュレーションゲーマーLv50でもある。自分はどっちも好きだし、ブルースの後任にはふさわしいと判断した。
レイジやつねきちが増えて以降、あまり見かけなかったがたまにジョニーが流れ着く。あつ森を始めてしばらくはかなり頻ぱんに見た気がするが、こいつの遭難も落ち着く時期に入っているのかもしれない。自分は昔こいつが乗っていたUFOを撃ち落とした負い目があるので、なるべく介抱してやる気ではいる。だがポケ森で詐欺みたいな貿易業に出資させられた恨みもあるので、自分がどう動くかはこれからのジョニー次第でもある。
現在のアゴッチ島のマップだ。こうして見るとほぼ全域、手が入ってきている。だがよく見ればただ舗装しただけの場所や、単調な場所もある。未完成という理由であまり写真に残っていないが、６月か７月辺りにアゴッチ島100景をまとめて載せることも考えるべきか。
パニーの島を初めて使った日の写真だ。これはリングフィットアドベンチャーをイメージしている。真ん中の黒いケトルベルは属性不利がないのでタフで厄介な敵だ。リングフィットはそろそろ120日を超え、つまり120日ということは……4ヶ月の継続を見たという寸法だ。自分はこれを特に喧伝して回るつもりはないが、一つの区切りとしてこういう写真を記念的に撮った。
緊急脱出サービスを初めて使うことになった。このサービスを知ったときはバーでよほど酩酊して自宅に帰るときくらいしか使えないと思っていたが、まさかの時が来てしまった。ちなみにこの挑戦的なレイアウトは一日でボツになった。
和服が少しずつ集まってきた。とび森に比べるとかなり種類が増している。しかし、これから蒸し暑い時期が来ることを考えれば涼しめのやつがもっと増えてほしい。甚平みたいなやつのタイプが、何種類もほしいと自分は思った。
国際ミュージアムデーの開始だ。博物館でのスタンプラリー……自分は月の上旬にまとめて寄贈した後にはあまり見に来ないので、化石鑑定以外でやってくるのは久しぶりだ。本格的に夏になったら水族館側に入り浸るときも来るだろう。
久々に来たらかなり様相が変わっているような気がする。虫がいるからか？ それともなにかの寄贈でさり気なく設備などが充実したり、そういう直截的な変化があるのか？ これはもう少し頻ぱんに来ておくべきだったかもしれない。ニシキゴイとかは最初からいたのか？
五月は蝶々が飛んでいるイメージで、魚釣りはほとんどしていない。しかしそろそろ夏が近づいてくるので魚も増えてくるはずだ。高価な魚や釣ってハクがつくようなやつを自分は狙いたい。フータもそれを待ち望んでいるだろう。また、めちゃめちゃカッコいい虫とか魚が増えるので模型を作りたくもなってくるはずだ。備えておかなければならないだろう。
五月も色々あった……と締めくくるにはまだ早い。いっときの油断が命取り。これはまだ平和なりし前半戦であり、後半戦も盛りだくさんだ。だがあまりSSを詰め込めるとNOTE大陸がオーバーフローして爆発資産する可能性も考え、自分は記事を二つに分ける。五月は躍進の月であり、島クリエイターもかなり固まってきた。いずれアゴッチ島の全景を見せられるときも来るだろう。今回はナイルの寝顔を披露してNOTE大陸からアゴッチ島へのDODO=EALINEに乗る。うちの飛行機の色は……黄色だ。
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