わたしがHSPだと分かって、笑った日。
わたしの3大聞き飽きたワード。
「抱えすぎ」「考えすぎ」「気にしすぎ」
「考えない、気にしないって、そもそも自分の意思の力が働くところじゃなくない?どうやってんの?」って、永遠に同じことを返してた。
(もちろん、心の中でね)
昔から人のアドバイスはあんまり心に刺さらないし。
でも、一生懸命聞いてくれるから、こっちも一生懸命聞く、話す。
わたしの為に時間を割いてくれるという感謝や、申し訳ないという気持ちはあったけど、
真意が伝わらなかったなぁって疲れることのほうがよっぽど多かったから、
いつからか相談するってことを、やめた。
それでもちゃんと、数少ない理解者はいたよ。
今思えばその人はわたしと同じ、もしくは同じような気質があったのかもしれないとも思うけどね。
わたしが、ちゃんと納得できる言葉は、よく本の中で見つけた。
わたしと境遇の似ている主人公が生きる小説の中で、
主人公や登場人物が発するセリフの中に、その言葉を探した。
だから、小説の内容よりも、言葉選びで好きな本が決まったし、
展開が分かっていたって何度でも読めちゃう。
そんなわたしが、言葉を探す作業の中で見つけた、HSP。
HSP・・・【Highly Sensitive Person】
人一倍繊細で、人一倍感受性が豊かで、人一倍敏感な人
病気ではなく、その人の気質を指す。5人に1人の割合で存在する。
誰かの一言に過剰に敏感で、
(わたしは過剰だと思ってないんだ。でも過剰だって言うからさ)
刺激を消化することに誰にも見られない独りの時間が必要で、
(これは今でも、誰にでも必要なことだと思ってるよ)
一対多で話すのが苦手。
(だって情報量が多すぎるんだもん)
余談だけど、人の相談に乗ることは、きっと周りの子達よりも少しだけ得意だったと思う。
もしかしたら、その相談してくれてた子達も、
わたしに対してあんまり伝わらなかったなぁって思っているのかもしれないけど、
それでも、相談されること自体は多かった。
これはHSPでいう、共感力があるというところなのかな。
もっともっとあるよ。調べれば調べるほど、
自分の取扱説明書を読んでいるかのような気持ちになった。
そんな、「ちょっと生きづらい」の正体が分かった瞬間、
あ、わたしって超型通りで、超つまんない人間じゃん、って。
その型自体が今の世の中では、どうやらまだ少数派らしいことは間違いないんだけどさ。
なんかさ、笑えてきちゃった。
そんなお話から、わたしのnoteのはじまりはじまり。